ブラジル人女性の美しさの基準として重要視されるポイント:
1.お尻が大きいこと
2.脚が太いこと
日本では、お尻が小さくて足が細いことが良しとされている(?)ので、美的感覚が真逆ですね。
シリコーンを注入してお尻や脚を大きくすることはブラジルではわりと普通に行われているようです。
20歳の誕生日にパパにもらったプレゼントが「シリコン手術」だったよ!というツワモノもいるという話を耳にしたことがあります。日本人には俄かには信じがたい話ですね。
スポーツジムでは、お尻と脚を魅力的にするために並々ならぬ努力を払う女性を見かけます。
すねに巻きつけるタイプの重りをつけて、四つん這いになって脚を上下にあげて鍛えるメニュー、カニ歩きで股関節を鍛えるメニュー、チューブを使ったメニューなど、とにかく下半身を鍛えるメニューが豊富にあります。
女性たちがジムで着ている衣服にも特徴があります。基本的には腰のあたりからくるぶしまで一つながりになったセクシーな
スパッツを履いていて、ピンクや赤、ヒョウ柄など色とりどりです。
人によっては、上下ひとつなぎのレオタードのようなものを着ているのですが、妙に胸元が開いていて、トレーニングに集中できないという話もあるとかないとか…。
以前、レシフェのMBAコースに参加していたのですが、授業中になぜか女性のお尻の話になりました。
その際、なぜかViolão(ビオロン、意味:ギター)と言う単語が何度も出てきました。お尻の話をしているのに、何で「ギター」が出てくるんだろう、と、疑問に思って辞書を引いてみると、ギターという単語には、
「腰のくびれた女性、大きな尻」という別の意味があることが分かりました。