マンモグラフィーって、とっても痛いらしいですね。乳房をX線板に挟んで、これでもかってくらい圧迫すると聞きました。
マンモグラフィーは初期のがんを検知するために一般的に実施されている検査ですが、そのマンモグラフィーがまさに乳がんのリスクを高めているということをご存じでしょうか?
マンモグラフィーとは何か
マンモグラフィーとは、乳がん組織のX線画像をプリントするもの。
その際に放射線に被曝するのですが、これが乳がんのリスクを高めます。
昔に比べたらマンモグラフィーは放射線量が少なくなったとはいえ受け入れがたいと思うほどに高い量であることは確か。
ぼくは試しにGoogleで「マンモグラフィー 放射線量」と調べてみました。
上位に挙がってくるサイトでは、マンモグラフィーはリスクが少ないとする医者の書いたサイトが多かったです。
しかし、彼らが自分の病院でマンモグラフィーを扱っているのであれば不都合な真実を隠したいという意図もあるのかもしれません。
マンモグラフィーにリスクがあると唱える人もいます。
乳癌検診で受けるエックス線の被爆量は本当に安全値なのか?

マンモグラフィーに意味がないと考えられている理由
閉経前の女性の乳房は細胞が密集しているので、マンモグラフィーでは腫瘍を正確に発見することが難しくなります。
マンモグラフィーでがんを発見できる頃には、がんは既に10年ほど成長して直径1cmには達しており、別の場所に転移していることが考えられます。
その段階になっていれば、自己触診で発見できることも多いでしょう。
上記のような理由から、閉経前の女性にはマンモグラフィーは意味がないとする意見があります。
マンモグラフィーのリスク
「異常なし」と判断されるリスク
既に述べたとおり、マンモグラフィーではがんを早期発見することが困難であり、「異常なし」と誤診されてしまう場合もあります。(本当は乳がんが潜んでいるかもしれないのに)
誤診により、必要のない摘出手術をするリスク
逆に、マンモグラフィーで診断されるがんのうち、10回に5回くらいは医者が違う病変を誤ってがんと診断してしまっているというデータもあります。
最悪の場合、必要がないにも関わらず、乳房を全摘手術することになりかねません。
がん細胞を広げてしまうリスク
マンモグラフィーは乳房を非常に強く圧迫します。
その行為が、血管を破壊し、乳房に潜んでいる乳がんを拡散させてしまうリスクを高めます。
では、どうすればいいのか?
乳がんの9割程度は自己触診で発見されているそうです。
安易にマンモグラフィーを受診するのではなく、自己触診による検査を学ぶのも一つの方法かと思います。
「そんなこと自分じゃ分からない」と考えるのが普通かもしれません。
僕が女性だったら、そう思います。
だからと言って、マンモグラフィーを無条件で信頼するのは如何なものかと指摘する意見もあるということを主張するのがこの文章の目的です。
不安な方は、専門医に触診してもらうのも良いでしょう。
いずれにしろ、事前に調べてからご自分に合う方法を選択するのがベストだと思います。
〔参考図書〕