シャンプーを止める話のつづき
著者の宇津木氏は、シャンプーだけでなく、洗顔料、化粧水、乳液も付けるのをやめたほうがよいという主張をしています。

こちらの本は、シャンプーの本以上に衝撃的でした。
考え方は、頭皮と同じ。
人間の肌は、緻密な構造により設計されていて、化粧品や乳液など人工的なものを付けなくても美しく潤うようにできている。
化粧品や乳液の中には、肌に害を及ぼすような界面活性剤や防腐剤が含まれていて、肌本来の保湿バリアを破壊してしまう。そもそも、クリームを付けて潤った気がするのは一瞬だけで、水分が蒸発する時に逆に肌を乾燥させてしまうことになります。
化粧品を日常的につけていると、肌がどんどんと傷ついていくから、もっと、化粧品をつけなきゃ、ケアしなきゃってなる。肌をケアする行為が、より一層肌を傷つけていくというのは恐ろしいことです。顔も、頭と同じで、ぬるま湯でやさしく洗うだけが一番いいようです。
髪の毛も顔も水で洗うだけで、自浄作用が働いて潤うように設計されているのに、わざわざ毒素を含むシャンプーや洗顔料で、その潤いを根こそぎ取り去って、毒素を含むトリートメントや、化粧水、乳液をつけて潤した気になっているというのはとてつもなくヒドイ皮肉だと思います。