
筆者は、8か月ほど前からシャンプーをしていません。
シャンプーをしない、”ノープー(No shampoo)”なるものが流行っているというのを聞いて、実際に真似をしてみたのです。
参考にしたのはこちらの本

本の要約
1.シャンプーは、頭皮の皮脂を根こそぎ洗浄してしまう。洗浄すべきは「酸化した皮脂」のみ。「酸化した皮脂」は、ぬるま湯で洗えばきれいに落ちる。
必要な皮脂を洗浄してしまうと、頭皮は皮脂を作ろうと頑張るため、髪に行くべき栄養が皮脂を作るほうに回されてしまう。その結果、髪が栄養不足になる。また、皮脂を作る皮脂腺が大きくなってしまい、ますます、皮脂が出るようになる。
2.シャンプーには、防腐剤や界面活性剤といった毒が含まれており、これらが頭皮及ぼすダメージは計り知れない。
3.界面活性剤のキョーリョクな洗浄力は、表皮のバリア機能を破壊し、頭皮の新陳代謝を止めてしまう。
4.防腐剤が、殺菌作用によって頭皮の良い菌まで殺してしまう。
本の著者が言うところによると、人間の身体は緻密な構造とバランスにより成り立っており、頭皮自体が人工的に作り出した保湿クリームが足元にも及ばないような保湿因子を作り出していて、そのままの状態で潤っているということです。
酸化した皮脂の汚れもニオイも自然界にある普通の水で洗えば、きれいに落ちるようにできているのです。
始めた当初は水洗いしてもベタつき、臭いが残っている気がしました。フケも目立つようになりました。頭も痒くなって、我慢できなかったので数日おきにシャンプーをしていました。
2週間くらい、シャンプーをせずに過ごしたところ、このような症状は治まってきました。
嬉しいことに髪が艶のある馬毛のようになってきて、手で撫でつけておけば、きれいにまとまってくれるようになりました。シャンプーをしないと、適度に皮脂が髪に残っているので、整髪料を付けなくても、髪がパサつくことがありません。
シャンプーもリンスもしなくていいので、シャワーも短時間で終わるし、その点も素敵です。