ブラジルで流行の「絶縁テープ日焼け」とは?

ブラジルのトンデモナイ話

日焼けを避けるため「海水浴離れ」が言われるようになって久しい日本人とは異なり、日焼けした小麦色の肌はブラジル女性のあこがれであり、海辺では日焼けにいそしむ女性も多いです。

最高のビキニ跡

筆者は、ビキニを着て日焼けすると水着の跡が肌に残って格好悪いのではないかと考えていたのですが、どうやらブラジル人の中は水着の跡を「好ましい」ものとして捉えている人も多いようです。

その証拠に、Google検索すると「最高のビキニ跡(uma marquinha de biquíni perfeita)」というフレーズや、「最高のビキニ跡をつけるのに最高のビキニ」といった宣伝文句でビキニを販売するネット通販などがヒットします。

さらに、ブラジル女性の日焼け写真は、あえてビキニの紐を少し外して、「最高のビキニ跡」を見せつけるような構成になっているものも多いです。

絶縁テープ日焼け?

そんな日焼けへの情熱を燃やすブラジルでは、「絶縁テープ日焼け」という変わった方法があります。

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絶縁テープ(ポルトガル語では「fita isolante」)というのは、主に電気工事などで利用されるもので、絶縁ビニールをニッパーで切り取って配線を接続し、その上から絶縁のために巻いたりして使用されるものです。

最初、絶縁テープで日焼けと聞いてもピンとこなかったのですが、写真を見て理解できました(笑)

「最高のビキニ跡」を作るのにもはやビキニ水着は不要で、絶縁テープを体に貼って、理想的なビキニ跡をつけよう、ということなのです。以前、歌手のアニータがPV『Vai, malandra』で黒い絶縁テープを衣装にしたのが話題になりました。

最近は黒一色ではなくカラフルな絶縁テープが一般人の間でも流行っているそうです。

メーカーが流行に便乗したのか、最近ではキラキラ光るテープやイラストが書かれたテープもあるそうです。一番人気なのはピンク色のテープです。

絶縁テープを肌に直接貼り付けるのが基本ですが、“肝心な場所”はガーゼで保護します。

リオデジャネイロの海岸には「絶縁テープ・ビキニ」を有料で施してくれる“海の家”がいくつもあるそうです。上下を別々に注文することができ、各20レアル程(約500円)が相場。シャイな女性は、上半身だけ施す場合もあるようです。

筆者にはイマイチ良さがわからないですが、ところ変われば美しさの定義も180度異なるという好例かと思います。

“オチ”として、ブラジルを代表する輸出品である鶏肉の「最高のビキニ跡」を貼り付けておきます。

冷たい日焼け(o bronze gelado)とは?

ブラジルには、太陽で日焼けができない、または、太陽による日焼けが嫌いな人をターゲットにした人工的な日焼け方法があります。所要時間は約30分で、料金は100レアル程(約2,500円)です。

「冷たい日焼け(o bronze gelado)」とも呼ばれるその方法は、ペンキを吹き付けるような装置を利用します。メイクアップの一種とも呼ばれ、その効果は平均10日間と短期間しか持続しませんが、自然な日焼けよりも短時間で効果が得られる上、紫外線に身をさらす必要がありません。

スプレーで吹き付けるのは、アレルギー反応を起こさないよう天然由来の成分で、技術者がマスキングテープで水着の形を作り、その上から薬剤を塗布します。

施術後は入浴を控え、5時間ほど乾燥させる必要があります。

体質の問題で太陽光線を浴びることができない人や、何かのイベントの時に短期的に美しい小麦色の肌を手に入れたい人などがメイクアップ感覚で利用するようです。



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