マンガル・ダス・ガルサス公園はベレン中心から少し南に行った
川辺にある雰囲気の良い公園です。
2005年にパラ州政府によって建設されたこの公園は
もともとマングローブ林があった場所に造られました。
風通しも良く緑の多い公園で、ベレンに行く機会があれば
一度は行く価値のある公園だと思います。

白い鳥がモチーフの、この門をくぐると、
放し飼いにされた、白い鳥が出迎えてくれます。

初めて見たときは、作り物かと思ったのですが、
良く観察していると、ちゃんと生きていました。
公園のシンボルであるこの鳥は、園内のあちらこちらで
気持ちよさそうにしています。
マンガル・ダス・ガルサス(MANGAL DAS GARÇAS)という覚えにくい公園の名前の意味は
MANGAL=マングローブ林の
GARÇAS=サギ達
すなわち、「サギ達のマングローブ林」に由来しているようです。
公園内は基本的に無料で見ることができますが、
以下の施設を利用する場合には、チケットを購入する必要があります。
1.展望台(エレベーター利用)
2.野鳥の観察館
3.蝶の観察館
4.アマゾン船の博物館
チケット売り場で、各5レアル。
4枚セットで買うと15レアルに割引になりました。
個人的には、3と4は、見なくても良かったかなと思いましたが
200円くらいの差であれば、せっかくなので4枚セットで
買ってみてください。
1.展望台
高さ50メートルほどの展望台へはエレベーターで昇れます。
ここからは、公園の全体を見渡せるだけでなく、
ベレンの市街やグアジャラ湾を見ることができます。



2.野鳥の観察館




3.蝶の観察館
4.船の博物館
こちらでは、アマゾン河で使われている船の模型などが展示されています。
その他
公園内にある池のほとりでは、鮮やかな色をしたトリが見られます。
ミュージアムショップでは、インディオが作った民芸品が売られていました。

レストラン
公園内には、「マンジャー・ダス・ガルサス*」という高級レストランがあります。
窓辺の席ではグアジャラ湾を見ながら食事をすることもでき、雰囲気が良いです。
*ちなみに、Manjar(マンジャー)とは、「食べる」「食べ物」という意味の古語。

昼はビュッフェ(一人69レアル)か、ドリンクのみ。
夜はアラカルトで、メインが70レアル程度でした。
嬉しいことに、このお店では、ベレンの地ビール「アマゾン・ビール」
をメニューにおいてました。
「アマゾン・ビール」は、通常のピルセンの他、アマゾンの果実を使って
作ったビールなど、全部で7種類揃っていました。