サルバドール在住の日系人の方からお土産で
冷凍ロブスター(Lagosta)を3尾頂きました。
ロブスターをもらったのは生まれて初めてです!
早速、週末にロブスターのガーリック・チーズ乗せ・グリル
に挑戦してみました。
ロブスターを料理するのも初めてなので、
ウェブサイトのレシピと睨めっこしながらの挑戦です。
まず、ロブスターを5分程度蒸します。
ロブスターの甲羅は鋭利なトゲで覆われていて、
素手で持とうとするとケガをしてしまいそうです。
軍手があればいいんですが、そんな気が利いた者は
ありません。
刺々しくないヒゲを持って、恐る恐る
蒸し器に入れて、5分蒸すときれいな赤色に変わりました。
少し冷ましてから、ロブスターをまな板の上に乗せます。
レシピによると、頭から尻尾に掛けて包丁で
真っ二つにするとなっていました。
そこで、上から力強く包丁を押し当てたのですが、
切れる気配は全くありません。
包丁が刃こぼれしてしまいそうだったので、
キッチン・ハサミに持ち替えて、甲羅を切ろうとしたのですが、
バキッという音を立てて折れたのは甲羅ではなくハサミの取っ手の方でした。
そこで頭から割ることはあきらめて、尻尾の方を取り出すことにしました。
素手で引っこ抜くわけにはいかないので、タオルで保護しながらの
作業です。
こちらは、手の力でボキッとおることができ、
頭の方の肉もきれいに取り出すことができました。
残った頭の方は、結構、グロテスクです。
食べられそうな部分はなさそうだったので、
尻尾の方だけグリルにすることに。
尻尾も、包丁で切れなかったので、
手で半分に割りました。
そして、肉に塩、炒めたにんにく、チーズ、オレガノ
をまぶしてオーブンで20分ほど焼きました。

結論
ロブスターって、でかい図体しているけど
食べるところすくないんだなー、というのが
ロブスター料理初体験の感想です。
ぼくが素人なのも悪いのですが、あれだけ
手間暇かけて苦労して調理したロブスター・グリルは
平らげるのに2分も要しませんでした。
ロブスターは自宅で食べるものではないな
というのが、今回得られた教訓です…。
ちなみに、余ったグロテスクな頭の方は、
だしを取って味噌汁にしようとしたのですが、
茹でると脳みそが溶け出して、黒い汁になってしまいました…。
それでも、味噌を溶かして飲んでみたのですが、
生臭いだけで、全くおいしくありませんでした…。