日本に帰国した時に電子書籍リーダーのKindle Oasisを購入しました。我が家では、ぼくがKindle Paperwhiteを所有しており、妻がKindle Voyageを使っていました。
解像度は、3つの機種ともに「300ppi」となっていますが、妻のKindle VoyageとぼくのKindle Paperwhiteを比較すると、Voyageの文字の方がくっきり見えるように感じました。
Voyageをもう1台購入しても良かったのですが、ちょうどKindle Oasisという上位機種が発売されていたので、そちらを購入しました。
Kindle Oasis の特徴
PaperwhiteやVoyageに比べると、Kindle Oasisは横長になっています。中途半端な比率なので、形としてはPaperwhiteやVoyageの方が好きです。
Kindle Oasis の良い点
Kindle Oasisを買って良かったと思うことが4つありました。
1.ページ送りボタン
Oasisには、Paperwhiteには無かった物理的なページ送りボタンが付いています。Voyageにもページ送りボタンが付いていますが、さらに押しやすくなっています。
Paperwhiteの場合、ページを送るためにイチイチ画面をタッチしなければならないのが面倒でしたが、Oasisの場合、ちょうど持っている親指に力を入れるだけでページ送りができるので、より読書に集中できるようになりました。
ボタンは右側についていますが、180度回転させると、左側で押せるようになります。この時、画面もサクッと180度回転してくれます。
2.軽い
本体重量はPaperwhite(205g)よりも74g軽い131gです。片手で持っても余裕ですし、手が疲れません。
3.文字がくっきり見える
3つの機種を比べてみました。個人的な感想としては、Oasisの画面はPaperwhiteよりも、くっきり見える気がしました。
Voyageと比較すると、あまり違いは感じません。Voyageの方が白っぽく、Oasisは暖色が強い印象です。
4.画面の縁取りがフラット
Paperwhite は、画面の縁に凹凸があるのに対して、VoyageとOasisは画面の縁取りがフラットです。使用感に影響があるわけではないですが、こちらの方が洗練されていて、読書に集中できる気がします。
Kindle Oasis の悪い点
Kindle Oasisを買って良かったと思っていますが、気になる点が無いわけでもありません。
本体のみの場合、電池の消耗が早い
Oasisには、付属カバーにも電池が付いていて、付属カバーで充電するようになっています。付属カバーを外した状態で使用すると電池の消耗が早いです。
自分は、カバーなど付けずに家で読む機会が多いので、読み終わった後にいちいちカバーを付けるのはほんの少し面倒です。
とはいえ、カバーは磁石なのでワンタッチで設置できますし、読書中に電池が切れるほど消耗が早いわけでは無いので、そこまで不満には思っていません。
起動に時間がかかる
Oasisを何時間か使用していない状態から起動すると、「起動中」という文字が表示され、起動までに数秒待たされます。この待ち時間は、Kindleの他の機種には無いです。とはいえ、個人的にはそこまで気にならないです。
値段が高い?
Amazon.co.jpのレビュー欄では、Kindle Oasisは高いというレビューが多かったです。値段はKindle Paperwhiteよりも3倍近い35,980円です。確かに、従来品と比べると高いです。
しかし、3年間使用すると仮定した場合には一日当たり30円の計算ですし、毎日使うデバイスなのでケチらずに購入を決めました。
まとめ
3つの機種を比較した場合、Kindleを使う頻度が高い場合にはPaperwhite ではなくて、OasisかVoyageが良いと思いました。OasisとVoyageは、画質的にはあまり差異が無いので、あとは好みの問題だと思います。ぼくは、ページ送りボタンがしっかりしている意味ではOasisが好きですが、形はVoyageの方が好きです。
Oasisと同じくらいの重量で、Oasisのボタンが付いたVoyageがあればベストです。
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