フェルナンジーニョへの人種差別にネットユーザーがNO!

ニュース

ブラジル代表、ロシアW杯ベルギーに敗れる!ブラジル紙の報道

2018.07.08

ロシアW杯でブラジル代表がベルギーに敗れると、2失点の原因を作ったフェルナンジーニョへの人種差別攻撃が相次ぎました。

敗退後、フェルナンジーニョを「猿(macaco)」と呼ぶ声が相次ぐ中、ネットユーザーからは、SNS上でフェルナンジーニョを庇う声が出ました。

ツイッターのコメント


「フェルナンジーニョのインスタグラムを見てびっくりした。なんで、ここまで攻撃できるの?彼は確かにミスしたかもしれないが、彼だってプロだし、スタジアムの外に人生や家族がある。このような批判をする人が、6度目の優勝を願っていたというの?がんばれ!フェルナンジーニョ!」

「あなた方はこれがどれほど悲しいことか想像したことある?非人間的で、尊厳を無視した行為であると分かっている?わたしは、一人の人間について言っているのです。私やあなた、そして全ての人を含めた!残念ながら、6度目の優勝はわたしたちには分不相応ですね。品性がない。人種差別は笑い話にしていいことじゃない、今すぐやめて!!フェルナンジーニョ、ごめんなさい」

インスタグラムのコメント

フェルナンジーニョのインスタグラム上では、多くの人々が彼を支援するメッセージを残しました。

「フェルナンジーニョ、あなたの才能と献身に感謝。6度目の優勝は叶わなかったけど、最後まで戦ったこのチームを誇りに思います」

「あなたを批判する以上のブラジル人が応援しています。ありがとう、あなたへの期待は高いです。うつむかないで。勝利よりも敗北から我々は成長します」

チッチ監督の反応

チッチ監督は敗北のあとにカザンで行われたインタビューで、失敗について尋ねられましたが、フェルナンジーニョについて批評することはありませんでした。

チッチ監督はセレソンの敗退について、次のようにコメントしています。
「分析はしたいが、個別の批評は非人間的であるため避けたい。サッカーとは“人生”というよりもむしろ文脈で理解する。とても重要な試合であった。多くの時間、我々が支配していた。しかし、効率面ではベルギーがゴールを得た」

人種差別の少ない国ではあるが…

ブラジルは北米などに比べると、人種差別が少ない方であると言われていますが、残念ながらカミソリのような尖った人種差別発言をする人が居るのも事実です。しかし、反対に、この記事で紹介したように敗者に対して愛情を示すという点もブラジル人の美徳の一つだと思います。

ブラジルに住む日本人も、少なからず嫌な思いをすることもあると思いますが、より多くの愛情をブラジル人からもらって、結局、ブラジル好きになる方が多いのではないでしょうか。

サッカー以外でも世界の手本となる日本

セレソンとは関係ないですが、日本代表選手は、ベルギー戦の後、ロッカールームを清掃し「спасибо(スパシーバ=ありがとう)」のメッセージを残して去っていったことがCNNの記事になっていました。日本では「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、これが、外国メディアには好ましいことに写ったようです。

また、BBCでは日本人サポーターによる、恒例のスタジアムの清掃が報道されていました。W杯の試合後は、ゴミが地面に散乱する光景が一般的ですが、日本代表がコロンビア代表をピッチからswept(一掃)した後、日本人サポーターが、会場をSweep(掃除)したことに、多くの外国人を驚かせたと報じました。



ブラジル余話の更新をメールでお知らせ

メールアドレスをご記入頂ければ、サイトの更新をメールでお知らせいたします。購読の解除も簡単です。ご登録して頂けると嬉しいです!