ブラジルへ来る前にポルトガル語を勉強するのに使用した参考書で非常に役に立った四冊をご紹介いたします。
まずはこの一冊
書名のとおり、まったくポルトガル語を習ったことがない人が最初に読むと良いと思います。とりあえずこれを何度か勉強すれば、ブラジル人と基本会話ができるようになります。
本気で文法を勉強する人のための本
同学社
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この本は中級者向けの文法書なのですが、非常によくまとまっています。カラーイラストが入っているのもいいです。どちらかというと、学校の授業で使うテキスト的な編集になっています。そのため、この本だけで勉強するのは、ちょっと退屈でツライです。
筆者はサルバドールの語学学校でポルトガル語を勉強したのですが、授業で習った文法をこの本で復習すると、頭の整理ができ非常に使い勝手が良かったです。独学には向かない本ですが、授業と併用すると驚く程効果を発揮する本ですね。
留学先のポルトガル語学校のオーナーもこの本の構成の素晴らしさに感心し、コピーさせてくれと頼まれました(笑)学校のオリジナルテキスト改訂の際に参考にするといってました。
動詞の語彙と活用を覚えるための本
東洋書店
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動詞300と書いてありますが、会話文を覚えるだけで、1,000近くの単語を習得出来ます。この本の例文をひたすら紙に写して体を使って覚えました。この本の優れている点は、300動詞すべてについて「活用の変化」が記載されている点です。
動詞の活用については白水社のポルトガル語辞典よりも豊富に記載されています。活用の変化を頭に叩き込むまでは、この本を辞書がわりに使用していました。活用がわからなくなると、この本で確認していました。
語彙を増やすための本
語彙を増やすのにうってつけの本です。上述した本と違って、動詞の活用の勉強には役立たないですが、例文が全てCDに録音されているので、耳で語彙を増やすには非常に良い本だと思います。価格も良心的で、コストパフォーマンスが高いです。