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筆者はブラジル・ペルナンブーコ州の内陸部にあるペトロリーナという田舎町に5年半住んでおりました。
ペトロリーナは、お隣のバイーア州にあるジュアゼイロと合わせて、人口50万人ほどの町です。(ジュアゼイロは、ジョアン・ジルベルト、イベッチ・サンガーロ、ダニエウ・アウベスの出身地です!)
気候としては「セルトン」と呼ばれる半乾燥地帯で、年間を通して降雨量が少なく、湿度が低いのが特徴です。
ペトロリーナとジュアゼイロの間には、東北伯の人々の生命の源であるサンフランシスコ河が流れています。ペトロリーナでは、このサンフランシスコ河を利用した灌漑農業プロジェクトが1970年代に誕生し、米国のカルフォルニアを参考にしたことから、“ブラジルのカルフォルニア”とも呼ばれています。
ペトロリーナ地域では、ブラジルから輸出する生食用のブドウやマンゴーの9割近くが生産されているといいます。この地域は南緯8度に位置しており、一年中太陽の光が注がれるため、ブラジルにおける一大果実生産拠点となっているのです。
詳しくは手前味噌ですが、『ブラジル特報2018年3月号』に寄稿しておりますので、そちらをご覧いただけると大変喜びます。
ペトロリーナはアセロラの聖地
前置きが長くなってしまいましたが、このペトロリーナ、実はアセロラの一大生産地でもあります。
アセロラは東北伯、サンパウロ、パラナなどで生産されていますが、ペトロリーナ地域だけでブラジル全体のおよそ4~5割が生産されています。
アセロラの生産地としては、他にはベトナム、カリブ、沖縄本部町がありますが、生産量だけで言えば、ペトロリーナは世界最大のアセロラ生産地なんです。
仏クラランスのアセロラ美容液
仏クラランスといえば、女性で知らない方はいないかと思います。
そのクラランスが、ペトロリーナ産のアセロラを利用して製造された化粧水、美容液、乳液などを発売しました。
クラランスによると、アセロラは美白効果があるそうです。詳しくは以下の動画をご覧ください。
この動画に移っている農場や学校はペトロリーナで撮影されたものです。筆者はたまたまペトロリーナ在住だったので、動画制作に少し協力させていただきました。第2の故郷であるペトロリーナ産のアセロラ使用とあって、このブログで少しでも多くの方に知っていただければ嬉しいです。
母親と妻用に化粧水を購入
ところで、この動画を母親に見せたところ、早速「クラランスのアセロラ化粧水が欲しいので、東京で買ってもらえないか」とリクエストが届きました。
調べたところ、東京でわざわざ買わずとも楽天などの通販で購入できるようです。化粧水のお値段は200mlで3,750円でした。
これを妻に見せたら、妻からもリクエストがあり、結局2本購入することになりました。
ブラジル好きで美白に興味がある方はぜひどうぞ。5月の母の日ギフトにしても喜ばれるかもしれないですね。
化粧水
乳液
美容液
ナイトジェル
ファンデーション
クラランス公式サイトの説明
ホワイト‐プラスには、ブラジルの北東部にある、シミの生成の指令メカニズムとアセロラの恵みに着目。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防いで明るく澄んだ肌を目指す薬用美白美容液。みずみずしい感触が肌全体へ広がりぴったりと密着。高いうるおいが続きます。
クラランス公式サイト(アセロラ)
とりあえず、妻に実験台になってもらい、美白効果があるのか試してみようと思います。