ぼくの住んでいるペトロリーナという町は、ブラジル北東部の細長い州
ペルナンブーコ州の海岸から内陸に700kmくらい行った場所にあり、
ブラジル東南部のミナスジェライス州に源流を持つサンフランシスコ河の畔にできた町です。
このペトロリーナの町から川沿いに車を15分ほど走らせた場所にある
「Carranca Gulosa」という郷土料理を出すレストランに行ってきました。
サンフランシスコ河に面したこのレストランは緑が多くてのどかな雰囲気が売りで、
都会では味わえない贅沢な時間が楽しめます。
エントランス

エントランスの「カハンカ」
カハンカというのはサンフランシスコ河の守り神で、ペトロリーナの代表的な民芸品です。
庭もあって、子供が遊べるようになっています。

庭にいた野生のイグアナ

店内

ペルナンブーコらしい粘土細工

ペルナンブーコのアンティーク家具

店内にはワインショップも併設されています
サンフランシスコ河中流域ではワイナリーがあり、主に地元ワインが販売されています。

これは、ブドウから作ったシャンプー、ローションなど

バイーア風ナマズ料理(エビソースかけ)
サンフランシスコ河でとれたナマズをバイーア風に味付けしたもの。
ソースはエビをピューレにしたもので、うまみが凝縮されています。
フェイジョン豆、バタパー、ファロファをかけて食べます。
デザートは、パイナップルのコンポート、アイスクリームのせ
パイナップルは温かく煮詰めたもので、アイスクリームの冷たさと
パイナップルの温かさが舌の上で絶妙な味わいを引き出します。
黒蜜とのハーモニーがたまりません。
庭にある大木

自然とペルナンブーコの文化の融合が同時に楽しめる素敵なレストランでした。
癒されてなんだか少し寿命が延びたような気がします。