ベルンの街は、今まで訪れたことのある海外の首都の中で一番良かったです。その理由は、首都なのに首都らしくない街並みにあります。ヨーロッパの他の首都でも中世建築が残っていますが、その横に近代建築が建っていて、中世と現代が共存しているのが普通です。例えば、ディズニーランドのシンデレラ城の隣に六本木ヒルズが建ってたら興ざめするという気分と似ているかと思います。ベルンの旧市街は町全体が世界遺産に登録されており、中世の街並みが全体的に残っているのがいいんです。
橋の向こうに見えるのはクマ公園。無料で入れますが、秋だったのでクマは外にいませんでした。
地ビールを楽しむ人々。スイスの人々は喫煙者が多いからか寒くてもテラス席を好む人が多いです。
クマ公園から坂道を10分ほど登っていくと、見晴らしの良いバラ公園に行けます。
バラ公園からの眺め。この日は曇りだったので良い写真が取れなかったですが、肉眼で見るととても美しいです。ここが首都であることを疑ってしまう街並みです。
これは、大聖堂の近くにあるエレベーター。丘の下に降りられます。
丘の下にあるのは、雀のひたいほどの大きさの畑。ベルン住民の市民農園だそうです。
以上、ぼくの見たベルンの街並みでした。本当はもっと沢山見どころがあるんですが、チューリッヒに到着した日に風邪を引いてしまったので、観光施設にはほとんどいけませんでした。それでも、街中を歩いているだけで十分満足できるほどでした。