ブラジルでは女性に「ババァ」と言っても許される?

ブラジル・ポルトガル語豆知識

以前、何人かで食事に行った時、レストランで50~60歳の女性が赤子を抱いてあやしていました。お母さんにしては年が行きすぎているので、「あれは、おばあさんですかね。」と 何気なく関根さん(仮名)に話したところ、関根さんは「いや、あればババァだと思うよ。」と言い、わざわざババァに言い換えてきました。
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いくらなんでも失礼ではないか!となじるようにその真意を確認したところ、ブラジルではババァ(Babá)というのは乳母のことであり、裕福な家庭においてはお金を支払って雇うことがあるのだということを教えてもらいました。

2016年のアカデミー賞外国語映画賞に出品されたブラジル映画『Que Horas Ela Volta?(ママはいつ戻るの?)』は、「ババァ」をテーマにしてブラジルの格差社会を描いています。

ブラジルの格差を描く、アカデミー賞出品ブラジル映画『Que Horas Ela Volta?』

以前、テレビ番組の「スマスマ」にサッカーのネイマールが出演した時に、「ネイマールさんは家ではお料理されるんですか?」という質問をされたそうです。それに対して、ネイマールは「いえ、ぼくは作ってくれる人が居るので料理はしません。」と答えたそうです。※ぼくは番組を見ておらず、人から聞いた話を書いています。

日本人的には、「ネイマールったら、ノロけちゃって。彼女につくってもらっているのね。」と考えるかもしれないですが、それを聞いて、「たぶん、彼女じゃなくて、ババァか家政婦(empregado)じゃないかな。」と思った次第です。



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