なぜブラジル人は宵っ張りなのか。

夕食はイベント

日本の居酒屋でハッピーアワーといえば、午後六時くらいで終わることが多いと思います。昨日行ったレシフェのレストランではハッピーアワーを設けていたのですが、八時までドリンク全品が50%オフという太っ腹なハッピーアワーでした。

ブラジルのレストランは、夕方七時頃に行くとまだ店内はガラガラです。八時頃から、客がポツポツと増えはじめ、九時、十時くらいにやっと満席になります。

なぜブラジルでは夕飯を遅い時間にとるのか、ブラジル人に聞いてみました。彼の説明によると、ブラジルでは夕食は単なる食事ではなくちょっとしたイベントと考えるそうです。夕食に行くときは、仕事の後に一旦家に帰ってドレスに着替えて化粧を直してから出掛けるため、どうしても出掛けるのが遅い時間になるのだということです。

逆に、家で食べる場合には、サンドイッチとコーヒーだけといったシンプルな食事をとっている家庭も多いです。僕がサルバドールでお世話になっていたホームステイ先でも、夕飯は朝と同じようなもの(ビスケット、パン、ハム、チーズ、コーヒー等)を食べていました。

主役が登場するのは深夜二時以降

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ブラジル人は、ライブ音楽が大好きです。ライブ音楽が始まるのは夜八時くらいからです。僕も、雰囲気を知るためにイベントに何度か足を運んでみたのですが、人も少ないし、音楽も盛り上がりに欠けていて、つまらなくて十時くらいには帰ってきてしまいます。

もともと客が集まる時間が遅いということもありますが、イベントの主催者がお客さんを長く引き留めておくために、人気歌手を登場する時間をわざと深夜二時以降に設定しているということも関係しているようです。僕が見ているのは、いつも前座だけなので、まだ人も少ないのです。

以前、ペトロリーナに人気歌手のイベッチ・サンガーロが来た時も、彼女は朝三時頃に登場したらしいです。毎日十時台には就寝している僕には無理にでも起きていない限りブラジルのイベントを楽しむことはできなさそうです。