音楽映画版ロッキー、『セッション』で汗をかく

久しぶりに映画の紹介記事を書いてみます。2015年のアカデミー賞で3部門受賞した映画『セッション』をitunesムービーで観たんですが、最近見た映画の中では、ずば抜けて面白い映画でした。まあ、そんなに沢山映画見ているわけではないんですけど。

この映画は、音楽大学に入学した主人公アンドリューが、大学で最高の指揮者フレッチャーによる軍隊のようなしごきを受けながら、ジャズ・ドラムの世界で一流を目指して猛特訓する様子を描いた映画です。

指揮者フレッチャーの哲学は次のフレーズに集約されています。

There are no two words in english language more harmful than “good job”
英語で最も危険な言葉はこの2語だ ”上出来だ”

つまりは「グッド・ジョブ」と言われて喜んでいるようでは、そこで成長が止まってしまうという意味ですね。具体例として、ジャム・セッションの時にチャーリー・パーカーが、演奏でへました時にジョー・ジョーンズにシンバルを投げられた時の悔しさをバネにして、猛練習をしたというのが紹介されています。

フレッチャーの異常なしごきにより、主人公のアンドリューは手のまめが破れて血を噴き出しながら、トランス状態になりながらもドラムをたたき続けます。ネタばれになってしまうので詳細は書きませんが、ラストシーンでは、誰もが「もうアンドリューはダメだ」と思ったときに、アンドリューは最後の力を振り絞って渾身の演奏を披露します。命を削りながら戦う姿はもうロッキー・バルボアにしか見えませんでした。
whiplash

自分も映画を観ながら、ラストシーンで脇と手と足から大量に汗をかいてしまいました。ソファーに座って映画観ているだけなのに、汗まみれになってしまいました。映画『ロッキー』が好きな方はチェックしてみてください。

なお、主人公アンドリューを演じるマイルズ・テラーは、自身もドラムの演奏経験があり、劇中の演奏はほぼ本人が演奏しているそうです。

あらすじ

2015年度アカデミー賞®3冠を獲得!!名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師の狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションとはーー!?名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。

監督

デイミアン・チャゼル

俳優

マイルズ・テラー
J・K・シモンズ

上映時間:1時間47分

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セッション(字幕版)
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