なぜブラジルでは、ゲイのことをシカと呼ぶのか

おもしろネタ

ブラジルでは同性愛者の男性のことを「シカ(“viado” 又は “veado”)」と呼びます。それ自体はわりと広く知られていることですが、ではなぜ「シカ」なのかご存知でしょうか?その由来は諸説あるそうです。わかりやすいものを3つご紹介します。

1.警察が逮捕し損ねたシカ

まず、シカは見た目が痩せていて、ひょろ長く、敏捷です。このイメージが、「カリオカ(リオデジャネイロの人)」によって同性愛者と関連付けられたという説があります。20世紀初頭、リオデジャネイロ市警がチラデンテス広場周辺にたむろしている同性愛者を逮捕しようとした時に、捕獲に失敗して逃がしてしまいました。この時、担当した警察官は「我々が慎重に近づいた時に、同性愛者たちはシカのように逃げてしまったのだ」という説明をしました。この表現がリオデジャネイロの新聞でも取り上げられ、そのまま人口に膾炙したのだといいます。

2.「道をそれた」という単語に由来

ポルトガル語の単語に、以下のようなものがあります。
Transviado=道をそれた、堕落した
Desviado=道から離れた
シカ(viado)は、この単語の語尾から派生したのではないかという説があります。なんだか、同性愛者に対してまったく遠慮のない説ですね。

3.発情期以外は同性愛

キリンは性行為の9割近くがオス同士の同性愛であることで有名です。調べたところ、オス同士で争った後に性交をするケースが多いとのこと。知らなかったのですが、シカにも同性愛の傾向が見られるようです。シカは発情期以外ではオスのみの群れで過ごし、オス同士で性交をするのだとか。

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