ブラジルでは男のパイプカット手術が一般的?

知人の女性が3人目の子供を出産した後に、もう子供ができないように卵管を縛ったという話を聞きました。これは、帝王切開の際に卵巣から卵子を子宮に運ぶ卵管を切断して縛る手術のことで、卵管結紮(らんかんけっさつ)と呼ぶそうです。

2人の子供がいるブラジル人女性に、ブラジルにおける卵管結紮事情を聞いたところ、医者によってはあまり勧めない人もいるようです。彼女の場合は、2人目を生んだ時に卵管結結紮しようとしたが、させてもらえなかったそうです。

生命にかかわることだから、慎重になるのは当然だなと思っていると、彼女が教えてくれた意外な情報に驚かされました。「卵管結紮はそこまで一般的ではないけど、男性の方を切るのは一般的よ。みんなやってますよ。男性の方は卵管結紮に比べて単純だし、次の日には普通に出勤できるしね~。ブラジルではVasectomia(精管切除)って言いますよ。会計コンサルで来てたチアゴ(仮名)もこの間やったって言ってたよ。」

えっ?そうなの!?男のアレを切っちゃうの?ていうか、何故会計コンサルのチアゴが精管手術したなんて情報しってるの?

男性のアレを切るっていうと、去勢された宦官、男で無くなった男をイメージしてしまいます。彼女はそんな手術を、「みんなやってますよ。」と事もなげにいうのです。

ツツイ美容外科という病院のサイトで調べたところ、精管切除手術は局所麻酔後、陰嚢の左右を1cm程切開し、精管をつまみ出してカットする手術だということでした。睾丸からは、正常に男性ホルモンが分泌されるため男らしさが損なわれたり、性的機能の低下をきたすようなことはないそうです。また、日本では「パイプカット」というのが一般的な名称だそうです。今まで全然関係の無い世界だったので、知りませんでした。なお、同病院のサイトには「シリコンボール手術」なる聞きなれない手術があり、ついでに調べて見てたまげました。こんな手術があったのか…。

コンドーム製造会社のDUREXの調査によると、国別に毎週セックスをする夫婦の割合を調べたところ、一位はギリシャで87%、そして栄えある二位はブラジルで82%でした。ブービーはアメリカで、53%。気になる日本は最下位(!)で、なんと34%です。ブービーのアメリカとの差が大きいですね。

というわけで、毎週セックスする夫婦の多いブラジルでは、パイプカットは男の義務だと考えられているのかもしれません。

Vasectomiaに関するピアーダ

ブラジル人は、ピアーダ(ジョーク)が大好きです。Vasectomiaに関してもピアーダがありましたので、いくつかご紹介します。

1.先生、おれパイプカットしたいんだ。

患者:先生、おれ、パイプカットしたいんだ。
医者:これは、非常にシリアスな問題だよ。ちゃんと、奥さんと子供に相談したのかい。
(患者は自信たっぷりに)
患者:もちろん相談したさ!多数決したところ、17対2でやったほうが良いということになったよ!

2.ママ友達の会話

女性A:あたし、妊娠しないように気を付けなきゃだわ。
女性B:あれ、あんたのダンナ、パイピカットしたんじゃなかったっけ?
女性A:だからよ!

子供が出来ました!!

良いパターン :奥さんは妊娠しているようです。
悪いパターン :どうやら3つ子のようです。
最悪のパターン:あれ、でも旦那さんはパイプカットしてましたね。