鳥のおばちゃんの生態観察記Ⅱ

先日ご紹介した「鳥のおばちゃん」こと関根さん(仮名)のお手伝いさんについてもう少しご紹介いたします。

お昼寝も仕事のうち?

鳥のおばちゃんが掃除している間、雇い主である関根さんはハンモックで昼寝します。関根さんが目を覚ますと、いつの間にか部屋がきれいになっているといったグリム童話のようなことは起こらず、ソファで気持ちよさそうに寝ている鳥のおばちゃんを発見するそうです。鳥のおばちゃんに働いてもらうためには雇い主が常に起きていて指示をしなければならないのです。

野菜を多めに買うおばちゃん

関根さんは、毎週土曜日に鳥のおばちゃんを連れて食料の買い出しに行きます。関根さんは一人暮らしなので、食糧(ジャガイモやタマネギ等)の一部が余ってしまうことがよくあるそうです。一週間経ったジャガイモ等は、少し悪くなっているけど、食べられないほどではないという状態なので、関根さんは一週間使用しなかった食料はおばちゃんにあげています。

つまり、おばちゃんには週に一回、鮮度の悪い食料を無料でもらえるチャンスがあるのです。そのことを知ってか、知らずか、関根さんが鳥のおばちゃんと買い物に行くと、心なしか食料が少し余るような分量を買い物カゴに入れるそうです。
obachan

洗濯物にチクビができる

鳥のおばちゃんの家では、洗濯物をハンガーにかけて干すというオシャレなことをする習慣はないらしく、服の肩のあたりの部分を洗濯バサミで挟んで干す習慣があるのです。この干し方だと、関根さん曰く「肩のあたりにチクビができる」らしいです。つまり、服の重さが洗濯バサミの挟んでいる部分に集中してしまい、そこだけピョコッと飛び出して、チクビのように見えるというのです。なぜ、これをチクビというのかぼくには理解できないのですが、本人がチクビというのですから、ぼくが改めて定義することもないでしょう。
chikubi
鳥のおばちゃんにハンガーを使って干してもらえるようになるまでの間、関根さんの肩にはチクビがついていました。

この記事を書きかけの時に、何気なく関根さんの肩を見たら、右肩にチクビができていました。先日、「最近は、鳥のおばちゃんはもうハンガーで服を干すようになった」と言っていたはずなのになぜ?と関根さんに問い詰めてみると、「この服は久しぶりに着たんだ。」と恥ずかしそうに言っていました。