蜂の子、いなごだけじゃない!伊那谷名物ローメンの魅力

地元の長野県伊那市には、「ローメン」と呼ばれる独特な食べ物があります。ローメンとは、蒸した麺を羊肉とキャベツで蒸し煮した料理です。食べ方が変わっており、ソース、お酢、ごま油をかけて食べます。

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ローメン誕生のきっかけ

ローメンは、今から50年ほど昔の1963年に伊那市で誕生した食べ物です。当時は、まだ冷蔵庫が普及していなかったため、麺を日持ちさせるために蒸したのが、ローメン誕生のきっかけでした。羊肉を入れたのは、当時伊那地方で羊毛産業が盛んにおこなわれていたためです。

ローメンの名前の由来

ローメンは、元々「炒肉麺(チャーローメン)」という名前だったのですが、ラーメンと語呂を合わせるため、ローメンと呼ばれるようになりました。

ローメンはどこで食べられるのか

ローメンは、伊那市にある「萬里」というお店が発祥の地です。商店街の隅にひっそりと佇んでいるお店には、昭和の空気が未だに濃密に漂っています。
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萬里の前に佇むローメン記念碑
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伊那市では「ローメンズクラブ」なるものが存在し、40店舗以上のレストランでローメンを食べることができます。ぼくは行ったことが無いですが、東京にもローメンを食べさせる店があるようです。

ローメンのゆるキャラ、ロメンくん

2016年は、ゆるキャラの「リストラ時代」に突入しました。2016年で7回目を迎える「ゆるキャラグランプリ2016」でのエントリー数は前年より306体も少ない1421体でした。エントリー数の減少は、グランプリ始まって以来のことです。

今回地元に帰省して、伊那谷名物のローメンにも「ゆるキャラ」創られていたのを始めて知りました。初代ゆるキャラは、「ウマカロー」という馬のキャラクターでした。伊那市では「馬刺し」も名物の一つなので、馬のキャラが選ばれたのですが、そのウマカローが左手に持っているのが、ローメンです。

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(絵は筆者が描いたものなので、実際とは若干異なります)

ウマカローは、「馬刺し」と「ローメン」の二つをPRすることを狙ったものでしたが、これがむしろ「分かりにくい」という批判を招いたため、リストラされてしまいました。

二代目ゆるキャラとして誕生したのは「ロメンくん」というキャラです。
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キャラ設定:
伊那市で愛されている謎のご当地麺【ローメン】を体を張って表現しています(蒸し麺・マトン・キャベツ・テーブルトッピング)サウナと相撲が大好きで、中には食べる前にかける調味料と伊那愛が詰まっています。

ローメン発祥の店「萬里」の気になるメニュー

萬里では、通常のローメンの他に「豚肉ローメン」というメニューがあり、羊肉が苦手な人でもローメンに挑戦できるようになっています。

ぼくが萬里に入店した時は、メニューを見ずとも注文するものはもう決まっていたのですが、一応壁に貼られているメニューをチラッと見ておきました。そこで度肝を抜かれました。
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  • 大スズメ蜂
  • マルマジロ・薬草・朝鮮人参
  • 虎のペニスと睾丸・大スズメ蜂
  • コブラ・朝鮮人参
  • まむし・にんにく・またたび
  • 冬虫夏草・さるのこしかけ・大スズメ蜂
  • オットセイのペニスと睾丸・大スズメ蜂全部、精力増強のための酒です。

    どうですか?伊那谷に行ってみたくなりました?東京からだと、高速で三時間程度の場所にあります。あわせて伊那の異次元空間もどうぞ。

    伊那谷の異次元空間、グリーンファーム
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