ブラジルから日本にレアルを海外送金する方法

将来的にブラジルから日本に戻ることを想定した場合、ブラジルで貯めたレアル建ての預金をいかにして日本に持っていくのかということをあらかじめ考えておく必要があります。10月に日本に一時帰国する機会があったので、試しにレアル預金を送金してみることにしました。

インターネットによる海外送金

ブラジル銀行のウェブサイトでは、インターネット上で海外送金できるサービスがあります。(Ordem de Pagamento para o Exterior pela Internet)東京五反田にあるブラジル銀行にも口座を持っているので、五反田の口座に試しに海外送金してみることにしました。

指示に従って、必要事項を入力します。ブラジル銀行五反田支店のSWIFTコード、「BRASJPJT」を入力します。ブラジル銀行のサイトだと、「Câmbio」→「Emissão de ordens de pagamento para o exterior」の手順で手続きします。

送金の上限額は3,000米ドルなので試しに上限額を入力してみました。すると、最後に送金にかかる手数料が表示されたのですが、3,000米ドル(約370,000円)を送金するのに568レアル(約18,700円)もの手数料がかかってしまうようです。手数料率は、およそ5%ですね。

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海外送金の上限が3,000米ドルというのも面倒くさそうなので、インターネットで送金するのはあきらめて、ブラジル銀行の五反田支店に行って相談することにしました。

日本のブラジル銀行で手続き

インターネットで海外送金する場合には手数料が馬鹿にならないのですが、日本にあるブラジル銀行でもっと有利で簡単な方法を教えてもらいました。それは単純に、日本のブラジル銀行窓口で手続きするという方法です。

日本のブラジル銀行からでも、ブラジルのブラジル銀行の預金を送金することができるようです。インターネットによる送金と異なり、上限3,000米ドルというしばりもなく、いくらでも送金ができるとのこと。

手数料はブラジル側で100~150米ドル、日本側で5,500円かかるそうですが、送金額に比例しないのが嬉しいところです。

ブラジルからレアルを持ち出すことはできないようなので、送金の際には米ドルに換算されて日本の口座に入金されます。米ドルの現金で引き出す場合には、手数料が1ドルにつき2円かかるようですが、預金口座に6か月間入れておけば手数料がゼロになるので、海外旅行の際に利用する米ドル現金として使えそうです。

米ドルから円に換算すれば、為替差損益は発生するものの、手数料ゼロで円建てで引き出すことができます。

短期的に使う予定の無い金額は、再びレアルに換算してレアル建て定期預金に入れておくのもよさそうです。高金利のレアル定期で資産を殖やしておいて、レアル高になったタイミングで円転できればいいですね。日本のブラジル銀行でも金利は低めですがレアル建ての定期預金に投資することが可能です。

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