製品名が普通名詞化したブラジル製品

ポルトガル語で、プリンターのことを「Impressora」と言いますが、実際には多くのブラジル人は「シェロックス」と呼びます。なんだろうと思って、ブラジル人に確認すると、それは日本ではゼロックスと呼ばれる「xerox」のポルトガル語発音でした。
xerox

普通名詞化したブラジルの製品は沢山あります

シェロックスの他にも、普通名詞化したブラジル製品は沢山あります。ブラジル人と会話する際には、ポルトガル語の辞書に載っている単語よりもこれらの製品名を言った方が通じやすいことがあります。

MAIZENA(マイゼーナ)

Maizena
これは、ブラジルで料理をしたことがある人なら、一度は使ったことがあるであろう製品で、日本の片栗粉に相当します。日本ではじゃがいもが原料となっていますが、ブラジルはトウモロコシのでんぷんを使っています。見た目は白い粉で、使った感じも日本の片栗粉と変わりません。

Miojo(ミョージョー)

Miojo
日清と味の素による合弁会社である日清味の素アリメントス社がブラジルで販売するインスタントラーメン。ポルトガル語では、Macarrão instantâneo(インスタントラーメン)ですが、ブラジル人は「ミョージョー」と呼びます。

このミョージョーという名前は、日本でおなじみの明星食品とは全く関係がないという有名な話があります。台湾企業が日本の明星ラーメンの知名度を利用して、ブラジルで「ミョージョー」を発売した結果、「ミョージョー」が広く浸透してしまったために、日清と味の素の合弁会社がブランドを引き継いだ現在でもその名称が残っているのです。
http://megabrasil.jp/20130815_1072/

Bom Bril(ボンブリウ)

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こちらも、ブラジル人家庭に一つはあると言われるほど一般的な商品。正式名はPlha de aço(スチールウール)ですが、ブラジル人は「ボンブリウ」と呼びます。1001の用途があるといわれるもので、テレビのアンテナに刺して、テレビの映りを良くしたり、むかつく隣人の車の塗装をはがす等の用途があります。
http://tabatashingo.com/top/bombril/

Yakult(ヤクウチ)

yakult
ブラジルでは、乳酸菌飲料全般を指して、「ヤクウチ」と呼ぶことがあります。「ヤクウチ」というのは「Yakult」のポルトガル語読みです。ヤクルトは、ブラジルでもヤクルトレディーの仕組みがあり、ファベーラなどにもあまねく販売するネットワークを持っています。

http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2010130184946
こちらのブログでは、「ヤマハ」の帽子を被ったヤクルトレディーが紹介されていて、ブラジルらしいおおらかさを感じます。

Catupiry(カトゥピリ)

Catupiry
ブラジルのレストランでは、ピザやラザニアの味で、「カトゥピリ」というのをよく見かけます。辞書を調べても、単語が出てこないのでおかしい、と思っていたのですが、これはクリームチーズの製品名だったのです。辞書に載ってないはずです。

ちなみに、カトゥピリとは、先住民のトゥピ・グアラニ族の言語で「素晴らしい」という意味です。