ブラジルに銀行口座を残して日本へ帰国する際に必ずやるべきこと

ブラジルから日本に帰国されたAさんのトラブル

ブラジルに駐在されていたAさんがブラジル銀行の口座をそのままにして日本へ帰国されました。

Aさんは、しばらくの間はブラジル銀行のキャッシュ・カードを使って日本でキャッシングや買い物ができていたそうです。

しかし、何かのきっかけでそのキャッシュ・カードが使えなくなってしまったそうです。

ブラジルの銀行では、このようなことがしばしば起きるのですが、問題解決のためには銀行口座を開設した支店に行かなければなりません。

日本在住のAさんが、銀行口座の問題解決のためだけにブラジルに来ることも難しいため、
銀行口座に残っている預金は半ば諦めていたと言います。

問題解決の方法:委任状

このような場合、委任状があるとAさんの代わりの人が銀行に行けば問題を解決することができます。

もうブラジルの銀行口座を使う予定がないのであれば、預金残高を日本に送金して、口座を閉鎖してしまうのも良いかもしれません。

注意事項

1.委任状には直筆のサインが必要です。
2.銀行にサイン登録していない場合には登記所でサイン認証が必要です。
3.委任状の他に、身分証明書のコピー(両面)が必要です(RNE)
4.委任状で委任する範囲は適宜変更してください。
5.委任状を悪用されないよう、代理人は慎重に選びます。
6.委任状はオリジナルを銀行に提出することになるので、何枚か用意しておきましょう。

インターネット・バンキング利用時の注意点

パソコンでインターネット・バンキングを利用している場合、パソコンを買い替えると、インターネット・バンキングにアクセスできなくなります。

日本だと、IDとパスワードがあれば、どの端末でもアクセスできるのですが、ブラジルでは、別の端末でインターネット・バンキングにアクセスする場合には、端末の認証が必要になるからです。

端末の認証は、ブラジル国内の携帯電話やATMなどでできますが、日本国内から認証するのは難しいのではないかと思います。

そのため、日本に帰国する際には、なるべく複数の端末を認証しておいた方が良いかと思います。(パソコン、タブレット、スマホなど)

これなら、パソコンを買い替えてもタブレットでアクセスできるので、安心です。