Poupanca(ポウパンサ)とCDBならどちらに投資する?

ブラジルで余剰資金をどう運用するか考えてみたいと思います。

ポウパンサとは何か

ポウパンサは日本語では「貯蓄口座」と訳されます。

動詞Poupar【節約する】の名詞です。

ブラジルには普通預金が存在せず、当座預金(Conta Corrente)しかありません。そして、日本の当座預金同様に利息が付きません。

ポウパンサは利息が付くことのほかには当座預金(Conta Corrente)とほとんど変わりません。元本保証で、いつでも引出可能、最低預入金額もありません。

利息は4月6日に預けた場合、0.6111%/月でした。年利に換算すると7.3332%になりますね。

ブラジル中央銀行のサイトで確認する

Selicが8.5%以上の時には「0.5%+TR」という利息の計算がなされます。ちなみに3月時点のSelic(政策金利)は12.75%です。

TRはインフレ調整と考えておけば良いでしょう。
4月6日:基礎利率(0.5%)+TR(0.1111%)=0.6111%
今は、インフレ率よりも政策金利の方が大きいので、ポウパンサは収益率の低い商品となっています。

CDBとは何か

CDBとは、Certificado de Depósitos Bancáriosの略語で、直訳すると「銀行預金証書」。日本の定期預金とほぼ同様の商品です。CDBはCDI(Certificado de Depósito Interbancário:銀行間預金証書)に応じて金利が変動します。

CDIは政策金利(Selic)に連動するので、CDBはSelicに近い金利が得られる商品と考えておけばいいでしょう。
ただし、銀行によっては100%DIと連動するCDBもあれば、そうではない場合もあるので事前に確認したほうがいいです。

金利に関しては固定金利(CDB prefixado)と変動金利(CDB pós-fixado)の2種類があります。

税率は預入期間に応じて変動します。
181日未満 22.5%
361日未満 20.0%
721日未満 17.5%
721日以上 15.0%

結局、ポウパンサとCDB、どちらに投資すべき?

3月時点でSelicは12.75%で、2015年にかけてSelicはまだまだ上がることが予想されています。従って、年利が7%程度のポウパンサよりもSelicに近い金利が得られるCDBの方が利回りは大きいと言えます。また、金利が上昇する局面では変動金利(pós-fixado)にした方が有利になるでしょう。ポウパンサに預けっぱなしだったという方はCDBも検討してみてはいかがでしょう。