事故りやすいブラジル人を3種類に分けてみた

WHOによる世界の交通事故死のデータによると、ブラジルでは交通事故で命を落とした人が、10万人あたり23.4人だったそうです。同じ調査によると、日本は10万人あたり4.7人です。単純に計算すると、ブラジルでは交通事故で死ぬ確率が日本よりも5倍高いということができます。ブラジルに滞在したことがある人であれば、ブラジルで交通事故死が多いという事実に違和感を覚えることは無いと思います。

事故りやすいブラジル人の特徴

ブラジルでは月に一回は何かしらの交通事故を見かけますが、その度に疑問に思うことがあります。事故が起こったのが交差点や視界の悪いカーブ等であればわかりますが、なぜか見通しの良い直線の道路で事故が起こることも多いのです。この疑問の答えを考えるにあたって、日本人ドライバーにはあまり見られないブラジル人ドライバーの運転のクセを分類してみました。

オラオラ君

ORAORA
ブラジルで車を走らせていると、しばしば「オラオラ君」に出会います。オラオラ君はスピード狂で、少しでも前に進みたがります。オラオラ君の辞書の中には、「車間距離」という単語はありません。1秒でも前に進もうとしてピッタリと前方車両のおしりにくっついてきます。そして、隙あらば追い越そうとして、車線変更をしようとするものの、反対車線から車が来て断念するので、また元に戻るという落ち着きのない運転をします。

オラオラ君が後ろに張り付いてきた際には、なるべく追い越してもらうことにしています。車間距離が無いので、何かあって急ブレーキを踏んだ場合に後ろから追突される可能性が高いからです。

オラオラ君には、車線なんてものは有ってないかの如しです。車線変更の際には、ウィンカーなどと言う軟弱なものは使わず、3車線の道を融通無碍に車線変更して行ったり来たりします。運悪く、タクシー運転手がオラオラ君だったりすると、手に汗握ることとなります。

オラオラ君の脳には1秒でも前に進みたい欲望が回路に組み込まれているので、渋滞が発生すると、一車線の道を勝手に二車線にしてオラオラ前進してきます。その姿は浅ましい以外の何ものでもありません。
無題

モタモタさん

オラオラ君の対極にあるともいえるタイプの運転手が「モタモタさん」です。モタモタさんは、制限速度50km/hの道を何故か30km/hくらいでモタモタ走る運転手で、これはこれで危ないです。

モタモタさんに共通している特徴は、速度が遅いだけでなく、なぜかウィンカーの使い方を知らないということです。モタモタ運転で後続車をイライラさせておきながら、ウィンカーを出さずに突然脇に停車することがあります。また、右折、左折の際もウィンカーを出しません。そのわりに、左にしか曲がれないような交差点では、しっかり左にウィンカーを出したりするのです。モタモタさんによる予測不能な動きは、後続車のドライバーに心的ストレスを与え、事故を誘発します。

はだしでバイク君

ぼくの住む町(ペトロリーナ)では、雨がほとんど降らないのでバイクに乗る人が多いです。日本でバイクというと、趣味で乗る人も多いと思いますが、ここでは車が買えない層の人が主にバイクに乗ります。彼らはあろうことか、はだしでバイクに乗っています。ペトロリーナは年中暑いので、はだしにサンダル姿の人が多いです。彼らがバイクに乗るとき、運転をしやすくするためか、サンダルをバイクのバックミラーにひっかけてはだしで運転します。「バックミラーなんぞは、サンダル掛けじゃ!」と言わんばかりです。

追記:
ブラジル人が裸足でバイクを運転するのは、サンダルでバイクを運転してはいけないという法律があるからだ、ということを後で教えて頂きました。サンダルがダメなら裸足で、という所がブラジル人らしいです。

そんな、ハードボイルドなライダー達は、一車線の道路も三車線の道に見えるようで、隙あらば左から右から追い越そうとしてきます。バイクは死角から飛び出してくるので危うくぶつかりそうになります。
9067839f
http://karaki-graca.blog.jp/stupidrider.html