ブラジル人が全員、ジャイアント馬場に見えた時

レシフェのビジネススクールで勉強していた時に、クラスメートのブラジル人達(大半が30代)の会話で、文末に「ポー」と言っているのを良く耳にしました。

それまで、語学学校や勤め先で、「ポー」という表現を聞いたことがなかったですし、なんだかジャイアント馬場みたいでとても気になってしまいました。男性だけでなく、女性も「ポー」「ポー」言っていたんです。
ジャイアント馬場―王道十六文 (人間の記録)

「ポー」の正体は?

ぼくは「ポー」の正体は、「porra(ポーハ)」の略だと勝手に思っていました。ポーハというのは、初めて見たブラジル映画『CIDADE DE DEUS(神の街)』でやたらと頻繁に登場する単語で、辞書で調べたら「棍棒、ペニス、精液」という意味であると書いてありました(白水社現代ポルトガル語辞典より)。

会社などでは、ポーハという単語を耳にする機会はあまりないですが、友人同士の間では、しばしば耳にします。インフォーマル辞典によると、ポーハの意味は、思い通りに物事が進まなかった時の怒りの表現として使われることがあるとされています。日本の「クソッ」という表現に似ています。また、アメリカ英語のfワードと同じように、強調表現として使われることもあります。これも、日本の「クソ」と似ています。日本で言う「クソ」が大便を意味しているのではないのと同様、ブラジルで使われる「ポーハ」も本来の意味(棍棒、ペニス、精液)で使われているわけではありません。

「ポー」はポーハより上品な表現?

しかし、調べてみると「ポー」がポーハの略であるというぼくの勝手な解釈は間違っていたようで、「poxa(ポーシャ)」の略だと書いてあるのを見つけました。まあ、意味としては「ポー」も「ポーハ」も「ポーシャ」も全部同じみたいですねどね。

あるブラジル人のツイートによると、ポーシャはポーハよりも「上品な表現」だとのことです。

まあ、明確な定義はないようで、ポーシャもポーハも同じだと主張するブラジル人のツイートもありました。

「クソ」も「ポーハ」もお下品なのでぼくは使いませんが、ポーならカワイイので使ってもいいかもと思いつつ、一度も使ったことがありません。