もはや芸術?ブラジル人の爆音へのこだわりがスゴすぎる!

ハーレーダビッドソンに乗る男たちにとっては、バイクって移動手段ではなく、ビートを感じるための乗り物なのだ、と思います。彼らは愛車の改造のためにはお金を惜しみません。

ブラジルには、車を移動手段ではなく爆音を出すための道具として使用している人たちがいます。彼らは乗用車の後部座席一杯にスピーカーを搭載し、耳をつんざく大音量でファンクなどの音楽を流します。夜には7色の光を輝かせる機能も搭載していて、即席のダンス・クラブもできてしまいます。
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先日、車を運転しているときに、急にビリビリッと僕の乗っていた車のフロントガラスが振動しました。そして、その振動は、僕の心臓まで揺らします。バックミラーを見ると、後部座席にスピーカーを積んだ車が僕の後ろにピッタリくっついてきたのです。「うわー、いやだなあ」と思っていると、運の悪いことに、信号が赤になってしまいました。おかげで、信号待ちの間、聞きたくもない音楽で心臓を揺さぶられるという憂き目にあってしまいました。あれだけうるさい音楽を聴き続けたら将来確実に聴覚障害になるのではないかと思います。

以前、サンフランシスコ河の畔に住んでいたのですが、河沿いには小さなバーがありました。プラスチックのテーブルと椅子が並べられてあり、客はそこで酒を飲みます。週末になると、例のスピーカーを積んだ改造車がやってきます。そして、爆音で音楽を流して酒を飲み始めます。そのうるさいことといったら、絶対にその場にいたら会話できないはずです。彼らは「夜は近所迷惑だから…」なんていう他人を思いやる気持ちを生まれた時から持ち合わせておらず、夜12時を過ぎても騒いでいたりします。そんな夜は、耳栓をつけて寝たものでした。

会社の同僚のブラジル人で、例の改造車を持っている人がいます。改造するのにいくらくらいかかったのか?と聞いてみたところ、彼の月給の3~4ヶ月分はかかっていることがわかって驚きました。

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この改造車、ポルトガル語ではParedão(パレダオン)と呼ぶそうです。意味は、大きいParede(パレージ=壁)ということになります。確かに、壁みたいです…。

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Youtubeで動画も見つけました。この音楽の何が良いのか死んでも理解できそうにありません。