意外と知らないブラジルの都市名の由来Ⅰ~サルバドール、リオ、ブラジリア

知っているようで意外と知らないブラジルの都市名の由来を調べてみました。今回は、ブラジルの歴代の首都サルバドールリオ・デ・ジャネイロ、それにブラジリアをご紹介します。

サルバドール(Salvador)

ブラジル最初の首都でもあるサルバドールは初代ブラジル総督トメ・デ・ソーザ(Tomé de Souza)によって1549年に建設されました。トメ・デ・ソーザは、ポルトガル王からの「頑強な街」を作れという命令により、この地を首都として選びます。当時のブラジルでは、ブラジルの木やサトウキビを狙って侵略を狙う国が多かったためです。
トメ・デ・ソーザは、イエス・キリストに敬意を表して「救世主(Salvador)」という名前をこの街につけました。

リオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)

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1502年1月1日にポルトガルの航海者が、リオ・デ・ジャネイロの町の北部に広がる大きなグアナバーラ湾を見て、巨大な河口と勘違いしたことに由来しています。
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Janeiroというのは一月という意味なので、リオ・デ・ジャネイロというのは「一月の河」という意味になります。
この地に最初に入植したのはフランス人でした。材木の商売のため、入植者を連れてきて開拓を進めますが、1555年にポルトガルに敗れてフランスは撤退しました。そして、1565年3月1日にエスタシオ・デ・サー(Estácio de Sá)により、サン・セバスチャン・ド・リオ・デ・ジャネイロという町が設立されます。その後、リオ・デ・ジャネイロは重要な貿易港として栄え、1763年から1960年までの間は、リオ・デ・ジャネイロはブラジルの首都として発展しました。

リオデジャネイロが首都となった理由
1500年にカブラルがブラジルを「発見」してから、ブラジルの首都は三回変わっています。 最初の首都が、サルバドール、二番目の首都が、リオデジャネイロ、三番目の首都が、現在のブラジリアです。 ブラジルの古都、リオデジャネイロ 1763年から1...

ブラジリア(Brasília)

ブラジリアは1960年に当時の大統領クビシェッキにより3年5ヵ月で建設された首都です。ブラジリアの建設を実際に実行に移したのはクビシェッキですが、その構想および名前はその100年以上前、ブラジル独立の直前の1821年にジョゼ・ボニファシオ(ブラジル独立の父)により考えられました。ブラジリアというのは、「ブラジル」をラテン語読みした名前です。

たった三年で作られた首都、ブラジリアの歴史
現在のブラジルの首都、ブラジリアは1960年4月にリオデジャネイロから移された首都です。その建設に要した期間は41か月(3年5か月)。この計画的未来都市ができるまでの経緯をまとめました。 ブラジルの首都(サルバドール⇒リオデジャネイロ⇒ブラジリア)...