今まで会ったブラジル人の中で一番のナルシスト

昨日、「世界一セルフィーが好きなブラジル人」という記事を書いたのですが、今日はよりエッジがきいている人を紹介します。

マルセロ(仮名)は30代後半の色白の男性で、ジムで鍛えた体は胸板が厚く、マッチョマンです。いつも身体にぴっちりとしたパステルカラーの長袖を着ています。顔立ちもどちらかといえば甘いマスクで、女性にもモテそうです。マルセロは英語が得意なので、外国人のぼくを見かけると、英語で話しかけてきます。彼との会話は、バケツに入った水をもう一つのバケツに移して、もう一度、元のバケツに戻すという動作を繰りかえしているようで、話しているとくたびれます。軽薄で中身が無いように感じてしまうのです。

マルセロは若ハゲらしく、一目でわかってしまうようなカツラを被っています。知り合いの中で、彼の頭が地毛だと思っている人は一人もいません。もう、皆知っているのだったら、堂々と頭を晒したほうが、楽でいいんじゃないかと思うのですが、実際に彼の立場になってみないと何とも言えません。

ぼくは別にマルセロと仲が良いわけではないですが、友人のつながりでフェイスブックでも友達になっています。前からうすうす感づいていたことなのですが、マルセロのタイムラインを見て、それが確信に変わりました。マルセロはナルシストだったのです。

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投稿される写真のほとんどが、自分のドアップ写真でした。写真自体は普通なんですが、これでもかというくらい、セルフィーばかり投稿しています。自己陶酔オーラがバシバシ伝わってきます。

彼は詩も書きます。詩はわりといいことが書いてあるのですが、モデル目線で撮影した自分のモノクロ写真にその詩を重ねて、「byマルセロ・ネット・コスタ(仮名)」と署名している写真が何枚も投稿されています。こういうクサい写真を自分で作って投稿できるところがすごいです。

しかし、ナルシストも彼ほど徹底していると、逆にちょっと尊敬の念を覚えます。かつらだと言われようが、ナルシストだと言われようが、周囲の意見に左右されることなく自分の信念を貫いて表現することをやめていないという点ではある意味男らしくもあります。人間、誰でもナルシストな部分は持っていますからね。世の中、いろんな人が居るからこそ面白いと思いますし。

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