ポルトガルの黄金時代を今に伝える「海洋博物館」

ジェロニモス修道院と同じ建物内の西側に「海洋博物館(Museu de Marinha)」があります。世界遺産のジェロニモス修道院ベレンの塔と比べると、訪れる人が格段に少ないため、ゆっくり展示物を見学することができます。

立派な入口

ブラジル初代皇帝ペドロ1世の娘、マリア・ダ・グロリアの息子でポルトガル王に即位したルイス1世の号令によって、ポルトガルの大航海時代の記録が収集されました(1863年)。それから100年後の1962年に現在の場所に博物館として開館しました。

入り口には凛々しいエンリケ王子の像が鎮座しています。発見のモニュメントでも、エンリケ王子は先頭に置かれていましたが、ここでも、ポルトガル人のエンリケ王子への愛を感じることができます。

こちらの世界地図には、最初に航路を発見した人の名前と年が記入されています。

日本。横浜がYocohamaになっているのが、かわいいです。

ブラジル

ジョアン2世(完全王)

エンリケ王子の海外進出政策を推し進め、アフリカから金の算出拠点、奴隷交易の拠点を築いた人。喜望峰の名付け親でもあります。トルデシーリャス条約を締結したのも、彼でした。

マヌエル1世(幸運王)

ジョアン2世の後を継いで、ポルトガルの黄金時代を築いた王。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見、ブラジルの「発見」は、マヌエル1世の治世下の出来事です。アフリカ・アジアの交易で得た富をもとに、ジェロニモス修道院などをはじめとする重要な建築に投資し、「マヌエル様式」と呼ばれるスタイルを確立しました。

アフォンソ・デ・アルブケルケ(インド総督)

ヴァスコ・ダ・ガマ

ヴァスコ・ダ・ガマの収納箱

ガレオン船(軍船)

ザビエルの奇跡

マカオから日本への航海の際に水不足に悩んだ船員が、ザビエルの足を海につけたら、海水が真水になって助かったという説明書きがありました。

カタナ(そのほかに、長崎の出島の絵もありました)

原寸大の船の展示コーナー

大航海時代に興味がある方なら絶対に楽しめるはずです。ベレン地区に行った際にはぜひ足を運んでみてください。