南半球で最も重要なコレクション、サンパウロ美術館

ラファエロ、レンブラント、モネ、マネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ロートレック、モジリアーニ、ピカソ、エル・グレコ。

誰でも知っている有名な画家の作品が、サンパウロ美術館にあります。このサンパウロ美術館の作品群は「南半球で最も重要なコレクション」といわれています。

サンパウロ美術館

サンパウロ美術館(MASP)

サンパウロ美術館(MASP)は、マスピ(MASP)の愛称で呼ばれています。一流企業の多くが拠点を構えるパウリスタ大通りにある近代的な美術館で、事業家のアシス・シャトーブリアン(Assis Chateaubriand)によって1947年に創設されました。シャトーブリアンは、アート・ディレクターとして画商のピエトロ・マリア・バルディを招き、ヨーロッパの絵画群を買い集めました。

美術館は元々サンパウロのダウンタウンにあったのですが、1968年に現在のパウリスタ大通りに移転しました。特徴的な建物はピエトロ・マリア・バルディの妻である、建築家のリナ・ボ・バルディ(Lina Bo Bardi)によって設計されたものです。

サンパウロ美術館は地上部分が広場になっており、常設展の部屋にはエレベーターで上がります。一般的な美術館では、作品を壁に掛けてありますが、サンパウロ美術館では、ガラスの壁に作品を展示するというユニークな方法を採用しています。

アゴスチーニョ企画展

サンパウロ美術館(MASP)の地下2階でサンパウロ出身の画家、アゴスチーニョ・バチスタ・デ・フレイタス(Agostinho Batista de Freitas)の企画展が2017年4月9日まで開催されていました。1950年代から90年代にかけて描かれた、サンパウロの都市景観など74の作品が展示されています。古き良きサンパウロの主な名所を絵で知ることのできる企画展です。

アゴスチーニョのプロフィール

アゴスチーニョ(サンパウロ、1927年-1997年)は、20代前半に独学で絵を描き始めた人で、サンパウロのコヘイオ広場で作品を販売していたところを、アート・ディレクターであるピエトロ・マリア・バルディに見出され、1952年にサンパウロ美術館で初の個展を開きました。

サンパウロのファヴェーラ(貧民街)

サンパウロの都市景観

フェスタ・ジュニーナ(6月の祭り)

日本人街(リベルダージ)でのお祭り

パカエンブースタジアム

作品数は2,000点もあり、常設展も入れ替わりがあるので、一度行ったことがあっても楽しめます。お近くにお住いで、以前に行ったことがある方でも、また足を運んでみてはどうでしょうか。

常設展の様子は、こちらの記事で紹介しています。
http://tabatashingo.com/top/masp/