展望台からの眺めがステキ‐古くて新しいリオ美術館

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リオデジャネイロの中心部の港地区(Zona Portuária)にあるマウア広場には、2013年3月にできたばかりのリオ美術館(Museu de Arte do Rio)があります。リオ美術館のあるエリアは、リオ港湾部再開発プロジェクト(Projeto de revitalização da zona portuária do Rio)により、再開発が進められており、この美術館の建設もそのプロジェクトのうちの一つです。

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美術館は2つの建物が連結されており、屋上(6階)にエレベーターで上がってから下に移動して展示物を見ていくという不思議な造りになっているのが特徴です。

エレベーター

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向かって左側の近代的な建物は1940年代に鉄道駅舎として建てられたものだそうです。この建物に付属しているエレベーターで屋上(6階)まで上がります。屋上には、波のうつモダンな屋根が設置されており、マウア広場を一望することができます。ここから、「明日の美術館」も見ることができます。

屋上とレストランには、美術館の入場券がなくても入ることができるので、美術館に行かなくても屋上だけ楽しむこともできます。

屋上(後ろにはニテロイまで伸びる長い橋が見えます)
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屋上からの眺め
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屋上には、シャレたレストランがあり、開放的な雰囲気の中、食事をすることができます。
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ここで昼食を取るために12時過ぎに到着したのですが、順番待ちをしなければ入れないほど混雑していました。この時は、このレストランでの昼食をあきらめて美術館の側にある量り売りのレストランで済ませたのですが、3時頃に来たときには、待たずに座れました。コーヒーなどの飲み物だけ注文している客も多く、食事時のピークを過ぎるとカフェとして利用することもできます。ここで昼食を取る場合には、12時前に行くと並ばなくて済むと思います。

さて、肝心の美術館ですが、レストランがある建物から隣の建物をつなぐ歩道橋を渡ったところにあります。建物の名前は「ジョアン六世小宮殿(Palacete Dom João VI)」です。1916年にできたこの建物は海運企業等の事務所として利用されていたものの、直近20年は廃墟と化していたものだそうです。

ジョアン六世というのは、ナポレオンに追われて逃れてきたポルトガル王室の摂政であり、のちにポルトガル王となったブラジル史において非常に重要な人物です。

建物の名前に合わせたのか、常設展の展示物はポルトガル王室のブラガンサ家にまつわるものが多かったです。ブラジルの歴史に興味がある人は、楽しめると思います。
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ペドロ一世
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イピランガの叫び
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美術館の中は、各フロアを下に降りながら展示を見るようになっています。常設展以外の企画展については写真撮影が不可であったため、ここではご紹介できないのですが、ブラジル人の人生を写真で切り取った企画展などが印象に残りました。できたばかりの美術館ということもあって、展示物もモダンアートが中心になっていました。

「明日の美術館」に比べると印象は小粒でしたが、明日の博物館とセットで訪れると丁度いいくらいの規模でした。美術館もそれを狙っているようで、入場券は明日の博物館とセットで購入するとお得になります。

マウア広場には、最近できたトラムが走っており、アクセサリーや軽食を売る露店商人もいてにぎやかです。
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