インドネシアに残るポルトガルの名残が面白い。

インドネシア語で靴(クツ)は、Sapatu(サパトゥ)

靴(クツ)はポルトガル語で「Sapato(サパトゥ)」と言います。はじめてこのことを知った時には驚きました。ぼくは、ブラジルに来る前にインドネシアに住んでいたのですが、インドネシア語でも靴(クツ)は、「Sapatu(サパトゥ)」というからです。

「あれー、でもインドネシアはオランダ領だったよなあ。オランダ語でも似たような綴りなのかなあ。」と思って調べてみたら、似ても似つかない単語でした。疑問に思って、インドネシアの歴史を調べてみたら、インドネシアにオランダ人が来る前にポルトガル人が来てたんですね。

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インドネシアは17世紀頃から長らくオランダにより統治されていましたが、インドネシアに初めて訪れた西洋人はポルトガル人だったといわれています(16世紀)。ポルトガル語に似た単語があるのは、その影響かもしれません。他にも似たような単語がいくつかあったので、列挙します。

日本語 ポルトガル語 インドネシア語
クツ Sapato Spatu
バター Manteiga Mentega
チーズ Queijo Keju
フォーク Garfo Garpu
家具 Movel Mebel
教会 Igreja Gereja
クリスマス Natal Natal
イースター Pascoa Paskah

ひがし・ひがし民主共和国

旧ポルトガル領で、2002年にインドネシアから独立した東ティモール民主共和国は英語又は葡語で「Timor-Leste」と書きます。この国名には、インドネシア語とポルトガル語の二つの言語が混ざっています。

インドネシア語:Timur(ティムール) 意味:東
ポルトガル語 :Leste(レスチ)   意味:東

つまり、東ティモール民主共和国は「ひがし・ひがし民主共和国」という意味になるんですね。

数字表記も同じ

インドネシアでは、日本と違って3桁ごとの位取りにピリオドを用い、小数点にはコンマを用います。

例)

日本    インドネシア
1,200.45   1.200,45

ブラジルでも、インドネシアと同じように表記します。数字の表記もポルトガルの影響を受けたのかもしれないですね。