ブラジルのアパレル最大手:名前はエリンギ、ロゴはサカナ

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ブラジル版の「ユニクロ」ともいえる衣料品店「HERING(エリンギ)」に行った時のことです。セール中の棚にあった黄色いTシャツが、ブラジルらしくて良かったのですが、値札が付いていませんでした。

店員がにこやかに近づいてきて、「何かお手伝い致しましょうか?」と聞いてきたので、値段を調べてもらうことにしました。店員の女の子は、店内のパソコンをカタカタ調べて、次のようなことを言いました。


店員「調べたけど、この商品の値段は、システムに登録されてなかったわ。」
ぼく「え~!商品はあるのに、値段が分からないんじゃあ買えないね!」
店員「たぶん、明日来てもらえれば大丈夫だと思うわ。」

このようなノンビリとした会話が楽しめるのも、ブラジルならでは!?

HERING社の歴史

ここで、ミニ歴史コーナー。Hering(ヘリング)というのは、創業者の苗字であり、ドイツ語では「ニシン」と言う意味があります。ブラジルでは、ヘリングではなく、「エリンギ」と発音されています。

エリンギのロゴマークは二匹の魚が交差しているデザインとなっていますが、これは、ドイツ人移民のエリンギ兄弟が会社を創業したことに由来しています。

ブラジル南部サンタカタリーナ州に、ドイツ人移民の築いたブルメナウという町があります。1879年にこの町にやってきたヘルマン・ヘリングとブルーノ・ヘリング兄弟が立ち上げた事業が現在のエリンギ社の起源になりました。ラテン・アメリカ最大のアパレル会社となった現在も、エリンギ社の本社はブルメナウにあります。