スーパーで見知らぬブラジル女性に話しかけられた話

それいくら?

先日、スーパーでハイネケンの350ml缶を箱買いしました(1ダース)。ブラジルでは、わりと箱買いが普通です。酒税が安いので、ハイネケンを1ダース買っても34レアルです(約1,000円)。一本当たり80円です。ブラジル人は、水を飲むようにビールを飲むので、1ダースのビール缶を6個重ねて買うような猛者を見かけることも珍しくありません。

レジに並んで会計の順番を待っていると、前に並んでいた見知らぬ女性が、「ねえ、そのハイネケンいくら?」と聞いてきました。ビールの値段なんかいちいち覚えていないので、レジに通して値段を確認してもらいました。その女性は、ハイネケンのボトル瓶を買おうとしていたのですが、同じ350mlでもボトル瓶よりも缶の方が値段が安かったみたいなんですね。その女性は、「ねえ、それどこに置いてあったの?」と聞いてきたので教えてあげると、会計中にも関わらず、その商品を取りに行ってしまいました。

女性が戻ってくるまで会計は中断され、我々はしばらく待ちました。レジには5組位の客がまっていましたが、誰も文句を言うでもありません。ぼくも、こんなことには慣れっこなので、いちいちイライラしたりしませんでした。レジ係の女性も鈍い人で、一部始終を見ていたにも関わらず、瓶ビールの代わりに缶ビールを取りに行った客に「それで、この瓶ビールは買うんですか?」と訊いていました。ちょっと頭使えば、それは買わないことくらいわかるだろうに、びっくりするほど気が利かないレジ担当です。

それって効果あるの?

レシフェのコンビニで、蚊が寄り付かない臭いを発する機械を買いました。コンセントに差すと、熱で薬剤が部屋に広がるタイプの商品です。レジ係の色っぽいお姉さんが、それを見て言いました。「ねえ、それって効果あるの?」

「いま買うんだから、知らないよ」と思いながらも、色っぽいお姉さんに話しかけられて、ちょっとテンションが上がっていたので「たぶん、効果あると思うよ。」という余り有益ではない返事をしておきました。自分の店にある商品の効能を客に聞くって自由人ですね。

ちなみに、そのレジ係のお姉さんは会計が終わってレシートを渡した時に、なぜかウインクをしてきました。このようにして、彼女は世の男性の心を熔かしてきたのだろうと思います。まあ、ぼくにはまったく効果がありませんでしたが。

その後しばらくそのコンビニに行くのが楽しくなってしまったのですが、その理由が未だに分かりません。