ブラジルは熱帯だと思ったら、身体の芯から震えるほど寒かった!!

ブラジルは太陽がギラギラしていて、年中暑い国だとおもっていました。それは、ある意味正解なのですが、まさかこの国で冷え性になやまされるとは思ってもみませんでした。

仕事はスパッツとダウンジャケット着用で

ボリビアのワイナポトシという山に登るために、雪山登山用のB.V.D.のスパッツを買いました。裏起毛で、ユニクロのスパッツよりも数倍温かいシロモノです。ボリビアからブラジルに戻ってきてからは、タンスの肥やしになるかと思っていたのですが、ある夏の日、ふと思い立ってこのスパッツをジーンズの下に着て会社に出社したところ、ポカポカと温かく非常に快適なことこの上ありませんでした。上半身はユニクロのウルトラ・ライトダウンで防寒しております。

僕の住んでいるペトロリーナは平均気温は30度以上で、外は焼けるような暑さなのですが、室内はエアコンが最低温度に設定され、まるで冷蔵庫内にいるような寒さなのです。半袖でいると、寒すぎて仕事になりません。

周りのブラジル人は、半袖で平気そうな顔をしています。寒さを感じないのは、彼らの多くが肉ジャケットを着用しているためだと考えられます。ブラジル人たちは毛穴から熱を発散しているため、お昼の時間に部屋から人が居なくなると、冷え込みが急激に強まります。

ブラジルに来て、風邪を引きやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったのは、きっとこの強烈な冷房のせいです。間違いない。家に帰る頃には体の芯まで冷えていて、思わず足湯に入ってしまいます。

セーターを着ているが…

出張でレシフェにある事務所に行った時のこと、事務所のトビラを開けると全従業員(3名)が長袖セーターを着こんでいるという異様な光景が目に飛び込んできました。レシフェは高温多湿の熱帯気候であり、そんなところで長袖セーターを着る意味が分かりません。

思わず、そのうちの1人のおばちゃんに、「なんでセーター来てるの?」と尋ねると、虫の居所が悪かったのか、「見りゃわかるでしょ!」と言わんばかりの表情で「寒いからよ!」とピシャッと言われてしまいました。

なんだか嫌な予感がして、冷房の設定温度を見たら…。
ああ、やっぱり18度か……。

厚着をするのはかっこいい

寒いなら、エアコンを切るか設定温度をあげればいいじゃん!と思うのが普通ですが、彼女の思考回路はそんなに単純ではないようです。

年間を通して高温であるブラジル北東部では、コートやセーターを着る必要がありません。そのため、寒いところに行って厚着をすることがちょっとしたエンターテイメントになるのです。ブラジルでも南の方に行けば雪が降る場所があるのですが、雪を初めて見たブラジル人が大はしゃぎする様子をテレビで見たことがあります。

前述のケースでも、暑いからエアコンをガンガン効かせているというよりも、セーターを着たいからエアコンの設定温度を下げているのかもしれません。

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(*)写真は、ブラジルとは関係ありません。
  (2月に極寒のロシアに行った時の写真です)