レシフェ・オリンダのポルトガル語学校-その2オリンダ

ペルナンブーコ州の世界遺産、オリンダの旧市街から車で5分程度北に行った場所に、ポルトガル語の専門学校(Olinda School)があります。レシフェの語学学校に引き続き、こちらの学校にも実際に足を運んでみました。

学校の概要

Olinda Schoolは、ブラジル人(ノーマン氏)と、オーストラリア人の出資によって設立されたポルトガル語の専門学校です。学校が開設されたのは2012年1月で、筆者が訪問した時には7人の学生が各国からポルトガル語の勉強に来ていました。カーニバル期間の1~2月は最も生徒が多い時期で17名も在籍していたそうです。

オリンダの海岸から近い場所にあり、小規模でアットホームな雰囲気でした。オーナーのノーマン氏は学校の2階に住んでいるので、生徒に何かあった時にも色々と面倒を見てくれます。

時間割

午前8:00から11:50まで授業があり、間に15分の休憩が2回あります。午前中のみで授業を終わる生徒もいれば、午後13:00から14:50まで勉強する人も居ます。

グループレッスン

グループレッスンは最大6名までと決められていますが、平均的な生徒数は3人くらいです。初級クラスは15日ごとに新しいクラスが始まります。入学者は最初に簡単なテストを受けて、初級、中級、上級のいずれかのクラスに振り分けられます。

ノーマン氏によると、生徒はスイスとドイツの出身者が多いようです。日本人の生徒もこれまでに四名学んでいます。

授業料

授業料は午前中のみのグループレッスンが、250ドル/週でした。1ヶ月勉強すると約11万円です。4~5月は生徒が少ない時期なので、25%程度の割引にも応じるとのことでした。

プライベートレッスンの場合には1時間当たり30ドルで、値段はボリュームに応じて交渉可能です。毎日3時間、1ヶ月勉強すると割引なしで1,800ドル(約20万円)です。

オリジナルのポルトガル語テキストは無料、入学費もかかりません。

グループor プライベート?

ヨーロッパから来た生徒には、ブラジルを旅行するためにポルトガル語の基礎を勉強する目的の人が多くいます。ノーマン氏は、仕事で使うために勉強するなら、最初はグループレッスン、その後、プライベートレッスンに切り替えると良いだろうとアドバイスしてくれました。その理由は、生徒によって、仕事に使うためなのか、旅行で使うためなのか目的が違うので、ポルトガル語が上達するにつれて、生徒の間でやる気の差異が生じてくるからということでした。

筆者もサルバドールでポルトガル語の勉強をした時には、最初はグループレッスン、その後プライベートレッスンに切り替えました。グループレッスンは、色々な国から来ている生徒との交流が楽しいですし、友達もできて良いです。しかし、仲良くなった学友が卒業して、新しい生徒としてコロンビア人や上級クラスのオランダ人がグループに入った時に、会話のレベルが一気に上がってクラスについていけなくなってしまいました。

逆に旅行のためにポルトガル語を勉強していたスイス人は、毎晩夜遅くまで飲み歩いていたので、だんだんグループレッスンについて来られなくなっていました。彼からは、教科書に載っていないスラングや夜の会話を色々と教えてもらいました。

宿泊費

ノーマン氏の説明によると、多くの人がブラジル人の家にホームステイするとのことです。食事なし、朝食付き、朝・夕食つきを選ぶことができ、いずれも週1回の洗濯利用が可能です。生徒には個室が用意され、WIFI環境も整っています。

朝・夕食つきのホームステイの場合は、210ドル/週でした。1ヶ月滞在すると、840ドル(約9万3千円)になる計算です。ホームステイ先はすべて学校から歩いて5分程度の場所にあります。

ホームステイ先のひとつに、有機野菜をこよなく愛する女性がいるらしく、彼女の所にホームステイしたら楽しいかもとお勧めされました。

設備

学校には共有のキッチンがついており、ここで料理をすることもできます。教室は4つ程度の小規模でアットホームな学校です。

希望者には、カポエイラやダンスのレッスンがあり、語学以外でもブラジルの文化を体験することができます。その他にも、クラスメートと一緒に観光したり、プライア(海辺)に繰り出したりというイベントもあるそうです。

カポエイラやダンスをする部屋

立地条件と治安

オリンダの学校なので、最寄りのレシフェ空港からは車で40分程度かかりますが、レシフェよりものどかな雰囲気があります。学校は、オリンダの旧市街を車で5分ほど北に行った場所にあり、美しい海岸から通りを一本入った場所に位置しています。オリンダの海岸の方が、レシフェのボア・ヴィアージェン海岸よりも静かです。

学校の前から撮影

治安は比較的良い方で、学校の周辺に浮浪者がうろついているということは無さそうでした。治安に関しては、ノーマン氏が入学初日に気を付けるべきことのオリエンテーションをすると言っていました。

レストランと買い物


海岸沿いには、レストランが点在しており、食事場所にはあまり困らなそうです。徒歩圏内にエストラというスーパーマーケットがありました。タクシーで10分ほどの場所にはパテオ・オリンダ・ショッピングというショッピングモールがあります。

まとめ

サルバドールで2ヵ月の短期留学した経験と照らし合わせてみても、この学校は外国人がポルトガル語を勉強するのに必要な条件が十分に揃っている魅力的な選択肢ではないかと感じました。学校の直ぐ側には美しい海が広がっていますし、世界遺産のオリンダ旧市街もすぐそばにあります。

レシフェのBRITANICと比較して、こちらの学校の方が向いているというのはこんな人だと思います。

  • ブラジル人だけではなく、ヨーロッパ等から来た他の学生とも交流したい
  • ポルトガル語に特化した語学学校の方が良い

レシフェのポルトガル語学校の記事も併せてご覧ください。
http://tabatashingo.com/top/escola-de-portuguese-olinda/