ブラジルに荷物を送る時に気をつけたい4つのポイント

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ブラジルに荷物を送ると、高い関税を掛けられる、荷物の一部が没収される、といったことがあるという話を聞きます。

これまでに日本からブラジルに10回程度荷物を送ってもらった経験がありますが、幸いなことに毎回無事に届いていました。(届くのが遅いという問題は良くありますが…)

しかし、そんな幸運も長くは続かず。先日、荷物に高い関税(60%)を掛けられるということを初体験してしまいました。

荷物の中身は、食品、洋服、日用品(タオル等)。
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EMSの内容品の価格欄に26,629円と記載してもらったのですが、送付品価格の60%、450レアル(約1万8千円)の関税が掛けられました。荷物を受け取るためには、所轄の郵便局まで行って、関税を納付しなければなりません。今回の経験を踏まえて、今後ブラジルに荷物を送る方の参考になるようにポイントをまとめてみました。

ブラジルに荷物を送るときに気を付けたい4つのポイント

  1. 内容品の価格は、慎重に考えて書くべき
  2. 関税は、すべての商品に掛けられると心得る
  3. 大きい荷物は目を付けられやすい?
  4. お問い合わせ番号で荷物の場所を確認しよう

1.内容品の価格は、慎重に考えて書くべき

荷物に関税が掛けられると、荷物の代わりに関税納付命令書が届きます。

これを、所轄の郵便局に持って行って関税を納付するのですが、命令書には、以下のような注意書きが書いてありました。

「税関では商品価格の評価に際して、特定の評価テーブルは使用しておらず、あくまでも商品のFOB価格に沿って税金を算定しております。」

つまり税関職員は、EMSの税関申告書に記載されている価格に基づいて税金を計算しているということです。ぼくは、てっきり税関職員が荷物を開梱して「個別評価」しているのだと想像しておりました。

内容品の価格は自己申告なので、発送する時に特段チェックされないのですが、関税計算の際にそのまま適用される価格であるという点がポイントです。

この事実を踏まえると発送する荷物の商品価格は、慎重に考えて書くべきだと思います。

例えば、5,000円で買った洋服を送る場合、一度、袖を通して洗濯した後でも5,000円とすべきでしょうか?もし、不運にもブラジルの税関に捕まった場合には、3,000円の税金が取られます。

逆に価格を100円とした場合には、もしかしたら、税関職員が怪しんで、「いや、この洋服は4,000円の価値はある」と評価するかもしれません。

でも、税関申告書の金額に基づいて計算していますと明確に記載されているので、イチイチ個別の評価はやっていないのかもしれません。

個別評価をやるにしても、全部はやりきれないので、例えば、100個に1個だけやるとか基準を決めているのではと思います。

(追記)

後日、電子書籍端末を日本から送ってもらった時に、ちょっと低めの価格を記入したのですが、バッチリ開封検査され、個別評価されました。電化製品とかは、単価が高いので個別評価されやすいのかもしれません…。

2.関税は、すべての商品に掛けられると心得る

海外旅行の時の関税は、ワイン3本以上、タバコが2ダース以上を持ち込んだ場合などの取り決めがあるので、日本からブラジルに荷物を送った場合には、「特定の商品」に対して関税が掛けられるものだと思っていました。

しかし、どうやらブラジルの税関職員はそんな面倒くさいことをしないようです。関税は、全ての商品価格に対して一律60%を掛けます!以上。

3.大きい荷物は目を付けられやすい?

これは、あくまで推測にすぎませんが、大きい荷物の方が、税関職員に目を付けられやすいのかもしれません。

今まで、荷物を送ってもらう時にはEMSのもっとも大きい袋に入るくらいの量で発送してもらっていたのですが、今回送ってもらった段ボール箱はEMSで送れる最大の大きさでした。

関税をかける目的が、ブラジル国内産業の保護であると考えるなら、大量の外国製品をブラジルに持ち込むことは政府としても阻止したいはずです。その意味で、大きめの荷物は要注意荷物として扱われるのかもしれません。

4.お問い合わせ番号で荷物の場所を確認しよう。

関税を掛けられた荷物は、郵便局に一時保管されることになりますが、気が付かずに放置しておくと大変なことになります。

まず、一定期間を経過すると「荷物保管賃」を請求されます。また、1ヵ月程度経過すると、発送先に送り返されます

もちろん、無料で送り返してくれるわけもなく、高い送料を取られてしまいます。

所定の期間を経過しても荷物が手元に届かない場合には、郵便局のウェブサイトで荷物がどこにあるか追跡た方がよいです。

実際、ぼくも郵便局の関税納付命令書が自宅に届いていなかったので、最寄りの郵便局に電話しました。

もし、ブラジルに荷物を送る予定のある方がいれば、上記の4点を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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