突っ込みどころ満載、ブラジル人学生の履歴書

日本の大学生にはあまり馴染みのないインターンシップですが、ブラジルの大学では卒業までに専攻する学科の分野に関連するインターンシップを一定期間経験することが卒業要件となっているという話を以前書きました。
http://tabatashingo.com/top/estagio/

仕事上、レシフェのブラジル人大学生の履歴書を見る機会がしばしばあるのですが、見ていてほほえましい点があります。日本に居たときは、他人の履歴書を見る機会はなかったので、日本人学生と比較することはできないのですが、おそらくブラジル人学生の方がぶっ飛んでいると思います。

マナーが全くなっていない

大学生がインターンシップを申し込むに当たり、まず、履歴書(CV – currículo vitae)をメールで提出してもらいます。メールには、一般的に以下のような文面が記載されています。

貴社での研修に興味があるため、履歴書を送付いたします。
大学で経済学を専攻しており、英語とスペイン語を話すことができます。
大学の卒業は2018年12月を予定しております。
面接に呼んで頂ける場合には、ご連絡頂ければ幸いです。

メール本文無し

先日受け取った申込みメールには、次のような文章がありました。

2016-09-26_1500

Enviado do meu iPhone
(iPhoneから送信)

iPhoneで送ると自動で記載される文章です。メール本文はありません。もう、履歴書を開く気すら起こらなくなりました。

コピーしているのがバレバレ

メール本文は丁寧に書いてあったとしても、添付してある履歴書がイケていない場合もあります。細かいことですが、Microsoft Wordのドキュメント名が、“currículo(2)【履歴書(2)】”とか、“Cópia-currículo【コピー‐履歴書】”となっていることが珍しくありません。データをコピーして使いまわすことは全然問題ないですが、せめてドキュメント名を変更するくらいして欲しいです。

履歴書の写真がセルフィー

ブラジル人は、世界で1、2位を争うセルフィー好きな民族ですが、なんと履歴書にまでセルフィーを貼ってくる輩が居ます。
http://tabatashingo.com/top/selfie/

2016-09-26_2058
「ああ、この人は左腕を伸ばして写真撮影したんだろうな。」というのがバレバレなんです。それでも、フォーマルな雰囲気でセルフィーを撮影しているなら、まだマシです。ヒドい場合には、集合写真の自分が写っている部分を拡大して履歴書に貼りつける人も居ます。両サイドの人と腕を組んでいて、別の人の肩が写りこんでいました。「フェイスブックのプロフィール写真か!」とツッコみを入れたくなります。

また、めちゃ笑顔の写真を貼りつけてくれた女の子が居たのですが、笑いすぎていて素顔が分かりませんでしたし、額より上が写ってなかったです。

女性らしさを強調しすぎ

20歳の金髪の女の子で、露出度の高いドレスに、真っ赤なルージュとアイシャドーを引いた人が、魔性のほほ笑みを浮かべた写真が履歴書に貼ってありました。芸能事務所または結婚相手紹介サイトへの写真には使えるかもしれないですが、「企業のインターンシップでこれはちょっとなぁ。」と思わずにはいられませんでした。

マナーで中身も分かる?

以上、えらそうに色々とツッコミを入れてきましたが、どれもブラジル人(学生)らしい詰めの甘さがあり、見ていてほほえましいです。

これまでに、何十人かの大学生と面接する機会があったのですが、応募時のマナーがイマイチだと感じた人は、実際に会ってみた感じもイマイチでした。個人的に付き合う分には面白いかもしれないですが、仕事面ではあまり期待できなさそうです。