ブラジル版カップヌードル、スープ入れ替えで絶品に?

日清食品は、ブラジルの即席めんでNo.1のシェアを有しており、日本人にもお馴染みの「カップヌードル」をブラジルでも販売しています。味は6種類で、やさい味、にく味、あばら肉シュラスコ風味、地鶏味、とりクリームチーズ味、トマト味があります。

ブラジル人の味覚に合わせる

日本でカップヌードルといえば、しょうゆ味、カレー味、シーフード味が定番ですが、ブラジル版カップヌードルはブラジル人の味覚に合うように工夫されています。リオデジャネイロ五輪のあった2016年8月に、NHKの有働由美子アナがリオでカップヌードルのとりクリームチーズ味を食べているのがおいしそうだったので、試しに買って食べてみました。

実際に食べてみて、ウマいといえばウマいが、あまり食べなれない味付けだったので、「一回食べれば、もういいや」と思いました。

スープを入れ替えて食べる

ブラジル在住歴の長い日本人の方から、「ブラジルで売っているカップヌードルのスープを日本で売っているラーメン・スープの素と入れ替えるとうまいよ」と教えてもらいました。

そういえば、とりクリームチーズ味を食べた時も、味付けは好みではなかったものの、麺自体は日本で食べる麺とあまり変わらない味だと感じました。麺を活かしてスープだけ入れ替えるというのは、面白いアイデアだと思います。

カップヌードルは2016年10月にリニューアル

さっそくスープ入れ替え作戦をやってみようと思い、カップヌードルを買いに行ったのですが、店に陳列されているカップヌードルのパッケージが従来品と異なることに気が付きました。調べたところ、ブラジル日清食品は2016年10月にカップヌードルをリニューアルしており、容器をプラスチックから耐熱防水紙に変えていました。

店にあったのは「やさい味」と「にく味」でした。

「スープ入れ替え作戦」は封印

「やさい味」は見た目が日本のカップヌードルに似ていておいしそうだったので、「スープ入れ替え作戦」は次の機会に回して、今回は普通にお湯を注いで食べることにしました。

やさい味

にく味

実際に、食べてみると思った通りで、普通においしく食べることができました。これなら、「スープ入れ替え作戦」を敢行する必要はないとおもいます。

味に関しては、サンパウロ新聞に次のように書いてありました。

旧製品に比べて具の量を倍増させて塩分を減らし、味覚的にも旧製品を十分に上回る仕上げになっている

おいしく感じたのは、塩分の量が減ったからかもしれません。個人的には「やさい味」の方が好きでしたが「にく味」も美味しかったです。というわけで、リニューアルして美味しくなったので、「スープ入れ替え作戦」は封印することにしました。

ちなみに、こちらがリニューアル前のカップヌードルです。

カラブレーザ・ウインナー味

あばら肉シュラスコ風味

ブラジル日清食品の本気

今年の3月にブラジル日清食品の方にお会いしたのですが、ブラジルでは袋めんのシェアが99%程度で、シェアが小さいカップ麺の市場を伸ばしていきたいとおっしゃっていました。

ニッケイ新聞の記事によると、カップ麺の年間消費量は日本が56億食で伯国は24億食だということです。ブラジルでは、即席めんは「低所得層の食べ物」というイメージがありますが、このイメージを払拭して、いかに中~高所得層にシェアを伸ばしていくかが鍵となります。リニューアルのポイントは、ニッケイ新聞に次のように紹介されていました。

新商品は新しい麺を使い具の量も二倍になった。「おいしさ、品質、健康」の3要素がウリだ。

実際に食べてみて、違いを感じました。

ブラジルの即席めんの99%近くを占める袋めん

ブラジル日清食品の袋めん

ブラジルでは、袋めん全般が「ミョージョー」と呼ばれています。日清の販売する袋めんも「ミョージョー」です。詳しくは以下の記事をご参照ください。
http://tabatashingo.com/top/produto-brasileiro/


モニカはブラジルの「ドラえもん」的なキャラクターで、ブラジルで最も人気のあるアニメキャラの一つです。

ヤキソーバの麺

ブラジルで人気のある日本食としては、寿司と双璧を成すと言っても過言ではないほど「焼きそば」の人気が高いです。「焼きそば」といっても、ブラジルの焼きそばはソースが垂れるほどにかかっており、日本のそれとは大分異なるため、「焼きそば」ではなく「ヤキソーバ」と呼ぶのが適切だと常々思っております。

CM『七人の侍』

日清食品はカップヌードルのリニューアルに合わせて、動画CM『7 SAMURAI(七人の侍)』をリリースしています。CMでは、スポーツ選手が具足を身に着けてパフォーマンスをするというもので、ブラジル人3名、日本人3名、アメリカ人1名のパフォーマーが出演しています。

このCMに掛けるブラジル日清の想いが、ニッケイ新聞に紹介されていました。

新商品の販売イベントや世界的なスポーツ選手を起用したCMを制作し、「今回の新商品に全力を賭けている。新商品は必ず売れる」と意気込んだ

我が家のラーメン事情

ブラジルに初めて来たときは、日本食を何一つ持たずにやってきたので、日本食に飢えていました。ブラジル歴19年の先輩から、「スパゲティを柔らかく茹でて、味噌スープに入れて食べるとイケる」という話を聞き、やってみたこともありました。サンパウロでは、うどんの乾燥めんが売られているので、それをラーメンに見立てて食べたこともありました。

その後、しばらくは日本で買った棒ラーメンにハマりました。棒ラーメンは、嵩張らないので日本からブラジルに持ってくるにはちょうどよかったです。

現在は、ラ王又はマルチャン製麺にハマっています。一度、お土産で頂いたのですが、麺が袋ラーメンとは思えない美味しさで驚きました。ラーメン専用のどんぶりまで購入してしまいました。陶器ではないため軽くて割れる心配が無く、容量も大きいので野菜をたっぷり入れても溢れないところが気に入っています。

日清食品 日清ラ王 豚骨 5食パック 430g
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スパゲティをラーメンに見たってすすっていた頃と比べると大分進化したように思います。