ブラジル流の婚活では、水責め拷問もアリ!?

6月は3人の聖人の記念日がありますが、今日6月13日聖アントニオ(Santo Antônio)の日です。カトリック教会は聖アントニオのことを「結婚の聖人(santo casamenteiro)」としていて、独身の男女を結び付けてくれるありがたい聖人とされています。聖アントニオは、結婚生活における愛の重要性を熱心に説いた人だったそうです。

恋人の日

聖アントニオの日の前日、6月12日はブラジルでは「恋人の日(Dia dos Namorados)」と呼ばれています。恋人の日は国民の祝日ではないですが、どのカレンダーにも載っていて、ブラジルでは重要視されている日の一つです。

「恋人の日」には、恋人や夫婦がプレゼント、メッセージカードを交換し合い、デートをすることになっています。恋人の居ないブラジル人の中には、「恋人の日」までに恋人を作りたいと考える人もいるようです。ブラジルの「恋人の日」は日本の「クリスマス」や「バレンタインデー」に似たような日だと考えてもいいかもしれません。

この「恋人の日」は、前述した「結婚の聖人」である聖アントニオの日(6月13日)の前日(6月12日)に定められました。

恋人の日を独りで過ごした女性が何をするか

恋人の日を独りで過ごすことになったブラジル女性が、来年までに恋人を作るために行う奇妙な迷信がいくつもあります。有名な迷信のひとつは、聖アントニオの人形を水を満たしたコップの中に頭から逆さまに入れるという迷信です。恋人ができるまで、そのままにしておいて、恋人ができたらコップから出してあげるんだそうです。
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水の中で苦しむ聖アントニオが、水から出してもらうために急いで恋人を見つけてきてくれるとかくれないとか…。それが人にものを頼む態度なのか?とその行為に至る思考回路を疑ってしまいます(笑)。ぼくの同僚は、この迷信をDar castigo para Santo Antônio(聖アントニオを罰する)と表現していました。

ちなみに、コップを満たすには水の代わりにカシャッサ(ブラジル焼酎)を使うこともあるそうです。