ブラジルで歯のホワイトニングをやってみた

前回、銀歯をセラミックにするためにブラジルの歯科医師に相談したという話を書いたのですが、その時に山内医師からはホワイトニングをやって見てはどうかと勧められました。歯科矯正も終わりましたし、ホワイトニングまでやったら印象も変わるに違いないと思い、話のネタになると思って一度やってみることにしました。

3回のセッションで費用は1,500レアル(約5万円)でした。

ホームホワイトニングとの違い

寝る時にマウスピースに薬剤を付けて歯を白くする、ホームホワイトニングはできないのか、山内医師に確認しました。以前は提供していたものの、最近は歯科医院で施術するオフィスホワイトニングしかやっていないそうです。山内医師は、「ホームホワイトニングで使用する薬剤は、寝ている間に患者が飲み込んでしまうことがあり、安全ではない。ホームホワイトニングの方が長持ちするという人もいるが、あれは効果が出るのに時間がかかるので、長持ちすると勘違いしているだけさ」といっていました。

ホワイトニングをする前にホワイトニングについて書かれた本(きれいな白い歯になれる人、なれない人)を読んだのですが、そこには次のように書かれていました。

オフィスホワイトニングは…

ホワイトニングは歯の表面だけでなく、歯そのものの「漂白」をしています。つまり皆さんが生まれた時にもっていた、本来の歯の白さに戻しているのです。それ以上に歯が白くなることはありませんが、ホワイトニングをしてみると「自分の歯は本来はこんなに白かったんだ!」と驚くことがあります。

ホームホワイトニングは…

白くなるメカニズムは歯科医院でおこなわれるホワイトニングとはまったくの別物です。セルフホワイトニングはあくまでも歯の表面を綺麗に白くする作用となります。歯そのものを白くすることはありません。

ホワイトニングの施術内容

ホワイトニングを始める前に、まずは歯のクリーニングをします。クリーニングが終わったら、口を強制的に開いた状態にするためのプラスチック型が口の中にはめ込まれます。そして、歯茎の保護のため時間が立つと固まるジェルを歯茎に塗ります。ホワイトニング薬剤は、歯の前面のみに塗布します。歯の裏側や奥歯は見えないのでホワイトニングしません。その後、レジのバーコードリーダーのような装置で青色の光を当てて、薬剤の効果を促進させます。この時、光がまぶしいのでサングラスを掛けさせられました。薬剤の塗布と光の照射を4回繰り返して、1セッションが終了です。1セッションあたり、40分くらいかかります。このセッションを2日程度の間隔をあけて、3回繰り返します。

山内医師曰く、薬剤を塗布した日は、施術後14時間程度は効果があるとのこと。この間はしばしば歯が沁みるような不快感を覚えることがあります。施術後2時間は、水・食べ物を口にすることが禁じられます。

ホワイトニング時の注意事項

3回のセッションの期間は歯に色が付きやすくなっているので、コーヒー、紅茶、チョコレート、コカコーラ、赤ワインなどの色のつきやすいモノは食べるのを控えるように言われました。日本人は、カレーしょうゆキムチなどもNGです。また、酸っぱい食べ物は歯の着色を促進してしまう効果があるので、ホワイトニングの施術期間中は食べるのを控えるように言われました。

逆に、温かい牛乳炭酸水などは歯を白くするのを助ける機能があるようで、積極的に飲むように勧められました。

ホワイトニングの効果

3回のセッションを終え、予想以上の満足できる結果が得られました。

山内医師も「サングラスをしないと直視できないほどの輝きだ!」と眩しそうなジェスチャーをして自分のことのように喜んでいました。一般的に前歯の方が白くなりやすいので、他の歯の白さを合わせるのがポイントらしいです。特に犬歯は白くなりにくい歯なのです。

山内医師からは次のように言われました。
「一年後にもう一度ホワイトニングするともっと白くなる。その後は変わらないので、二年に一回ホワイトニングすると良いよ」

前述の本にも次のような記述がありました。

傾向としては初めてホワイトニングをする人よりも、一度ホワイトニングを受けたことのある人のほうが白くなります。初めての人でも数回続けてホワイトニングの施術をすると、どんどんと歯は白くなっていきます。

ホワイトニングの体験談をブラジル人の同僚にして分かったのですが、ブラジルではホワイトニングは歯科矯正と比べるとあまり一般的ではないようです。ネットで調べたところ、ホワイトニングに関して言えば日本の方が安いプランもあるようで、わざわざブラジルで受けるメリットはあまりなさそうです。

今後も継続するか

山内医師の勧めるように、今後も2年ごとにホワイトニングをするかと聞かれた場合、現時点では即答できません。人前に立つ機会の多い仕事をしているわけでもないですし、費用と時間をかけて定期的なホワイトニングを継続するほどでもないかな、とも思います。歯のクリーニングとは違って、ホワイトニングは歯の健康には全く役に立ちませんしね。

ホワイトニングの実施前に、歯のクリーニングをしたのですがその段階で、違いが分かるほど白くなったので、一瞬、ホワイトニングしなくてもいいかも、と思ったのも事実です。

前述の本でも次のように書いてありました。

歯のクリーニングだけで想像以上に白くなって、自分で満足をしてしまうことがあります。 さらに好奇心や少しでも白くなりたいとホワイトニングを受けても良いですし、ここで止めてしまえば、その後のホワイトニングの費用はかかりません。

人によっては歯のクリーニングだけを続けても、満足感さえあれば何の問題もないのです。

きれいな白い歯になれる人、なれない人

とはいえ、ホワイトニングを受けた直後は白くなった驚きがありますし、ホワイトニングをしたことで、歯の健康管理に今まで以上に意識が行くようになったのは良いことだったと思います。意識過剰になって、人に会う時に相手の歯をチェックするようになってしまいましたが…。