放送終了から35年以上経過しても愛されるメキシコのTV番組

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グーグルのホームページを開いたところ、グーグルのロゴマークがブラジル人の大好きなTV番組「Chaves(シャービス)」になっていました。コメディ番組の「シャービス」の放映45周年を祝して作られたロゴだそうです。このコメディ番組は放送終了から35年以上経過しているのですが、驚くべきことに今なお再放送で愛され続けている息の長い番組なのです。
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シャービスとは?

ブラジルに来て間もない頃、「シャービス」をたまたまTVで視て引き込まれてしまいました。雰囲気としてはドリフのコントのような番組で、主人公はシャービスという8歳の少年です。

8歳の少年と書きましたが、役者は明らかにその5~6倍は年を取っていそうなオジサンなんです。もう一人の主要な登場人物でキッコという9歳の少年が居るのですが、彼もシャービス同様におじさんが演じていて、セーラー服を着て頭に虹色の帽子を被るという奇抜な服装をしています。キッコのキャラが強烈すぎるので、当初は彼が主人公だと思っていました。ヒロイン的な役割のシッキーニャという7歳の少女は、ソバカスだらけで歯が抜けていて、いかにも田舎娘然としています。

「シャービス」は、ブラジルの番組だと思っていたのですが、実際にはメキシコで制作されたコメディ番組でした。原作は『El Chavo del Ocho(8歳の少年)』という名前で、1971年から1980年まで放送されていました。1973年にはメキシコだけではなく、南米各地で放映され人気を博しました。ラテンアメリカで愛されたこの番組は1980年1月に最終回を迎えましたが、その後も再放送で根強い人気を保ちました。2011年時点で、未だに20か国でレギュラー番組として放送されていたそうです。いまでも、ほとんど全てのブラジル人が「シャービス」を知っているほど知名度の高い番組です。知り合いの5歳の子供もシャービスが大好きで、親子で楽しんでいるみたいです。

Youtubeでも観られますので見たことがない方は、是非チェックしてみてください。

主な登場人物

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シャービス(役者:Roberto Gómez Bolaños)
シャービスは孤児で樽に隠れて生活する貧しい少年でした。いたずらが大好きで、マドルーガおじさんをからかって遊ぶのが好きです。8号室に住んでいるという設定ですが、誰もその存在を確認した人はいません。また、彼の本当の名前は誰も知りません。

マドルーガさん(役者:Ramón Valdés)
年配のマドルーガさんは、子供たちから「リューマチのチンパンジー」と呼ばれています。学校を卒業しておらず、生活のために子供の頃から働いていました。

キッコ(役者: Carlos Villagrán)
キッコはIQが著しく低い少年ですが、村で一番のお金持ちです。キッコはおもちゃを沢山所有しており、シャービスが遊んでいるおもちゃよりも良いものを持っています。自慢のセーラー服を着ていて、それが汚れる遊びを極端に嫌います。彼がセーラー服を着ているのは、海軍将校であった父親に敬意を表すためだそうです(父親はサメに襲われて死亡)。個人的にシャービスの中で一番好きなキャラです。