ブラジルではブロッコリーを「忍者」と呼ぶ


ブロッコリーは、アブラナ科のキャベツの仲間で、花の蕾の部分です。イタリアでキャベツの一種が品種改良されて誕生した野菜です。

ブラジルでは、ブロッコリーのことを「忍者ブロッコリー(Brócolis Ninja)」と呼びます。なぜ忍者なのか、かなりどうでもよいことですが、以前から気になっていたので調べてみました。

忍者ハットリくん

一説では、忍者ブロッコリーの名前の由来は品種改良の過程にあると言います。ブロッコリーを品種改良していたところ、突然変異で巨大なブロッコリーが誕生し、日本の研究者がその突然変異の研究を行ったので、「忍者ブロッコリー(Brócolis Ninja)」とか「日本のブロッコリー(Brócolis Japonês)」と呼ばれるようになったのだとか。

小さいブロッコリーが「変身」して巨大ブロッコリーになったから、「忍者」と呼ばれたのか、それとも見た目が「忍者の頭」に似ていたからなのか、理由は定かではありません。名付け親?のブラジル人ですら、まともに答えられる人はおそらくほとんどいないのではないかと思います。

ブロッコリーはガンの予防、アンチエイジング効果も非常に高い野菜なので、我が家では積極的に食べるようにしています。まとめて茹でて冷凍にしておくと、手間が省けて便利です。

ついでながら、ブロッコリー以外にも「日本の(Japonês)」という名前が付く野菜がいくつかあります。よく見かけるのが、「日本のきゅうり(Pepino Japonês)」です。これは、日本で売っているきゅうりと同様の大きさで、味も同じです。一方で、ブラジルで単にきゅうり(Pepino)というと、極太のぼてっとしたウリのことを指します。東北伯では、これをサイコロ上に刻んで、ニンジンなどと一緒にバター炒めにして食べます。

なす(Berinjela)も同様にブラジルのモノは巨大なので、日本で見かけるような細長いなすは「日本のなす(Berinjela Japonesa)」と呼ばれます。

キュウリとなすの違いが、ブラジル人女性と日本人女性の理想の体型の違いのようで、面白いです。

いずれにしろ、ブラジルで流通している野菜に日本名が入っているというのは、同じ日本人として誇らしく思います。日本移民の苦労と努力の賜物に感謝です。