真田幸村ゆかりの地、「別所温泉」に泊まる

上田観光をした日は、上田市街から車で30分ほどの場所にある別所温泉に宿泊しました。別所温泉は、日本三大御湯の一つです。日本三御湯というのは、第84代順徳天皇のときに、皇室がお選びになったもので、別所温泉の他には野沢温泉(長野県)と秋保温泉(宮城県)の2つがあります。

信州の鎌倉、別所温泉

別所温泉は、仏教・学問の地として栄えており、「信州の鎌倉」という別名があります。信州で最古の禅寺(安楽寺)、仏教の教えを学ぶ場として常楽寺、また厄除観音として知られる北向観音堂があります。別所温泉では単に温泉に入るだけでなく、仏閣めぐりをすることもできるのです。

信州で最古の禅寺、安楽寺にある長野県最初の国宝、安楽時八角三重塔
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かやぶき屋根がステキな常楽寺(天台宗)
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厄除観音として知られる北向観音堂
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本堂が北向きなのは、国内でも稀なんです。本尊である千手観音菩薩像は、南向きの善光寺の阿弥陀仏如来に相対しています。北向きになっている由来は、観世音菩薩出現の際に、「北斗七星のよりどころとなるように我も又一切衆生のために常によりどころとなって済度をなさん」とお告げをしたからだそうです。これを聞いて、南斗六聖拳のシン、レイ、ユダ、シュウ、サウザー、ユリアを思い出さずには居られませんでした!

歴史の著名人も入浴した別所温泉

池波正太郎『真田太平記』では、真田幸村が別所温泉に入浴する場面が描かれています。現在でも、「真田幸村公 隠しの湯」とよばれる「石湯」に入浴することができます。また、木曾義仲や北条義政が入浴した「大湯」と呼ばれる外湯があります。

別所温泉は「美人の湯」

別所温泉はpH値8以上の弱アルカリ性温泉で、美肌に効果があるといわれています。お湯はヌルヌルとしていて、硫黄の臭いがします。弱アルカリ性の温泉は、角質を柔らかくして古い角質を洗い落とす効果があります。ただし、乾燥肌・敏感肌の人は、入浴で油分が取られ過ぎて肌が乾燥することもあるので、温泉から上がった後に十分な保湿をした方がよいでしょう。

旅館花屋

宿は「じゃらん」で見つけた「旅館花屋」にしました。1917年創業で、有形文化財指定の宿というのに惹かれました。今年で創業100周年です。敷地が6500坪(21,500m2)、建築物が1500坪(5,000m2)もあると聞いて驚きました。東京ドーム(46,755m2)の1/2個分ですね。余計に分かりにくい?別所温泉自体がそこまで広い場所ではないので、余計に旅館花屋の広さが際立って感じられます。

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渡り廊下は、歩くとギシギシ音が鳴ります。それが、また味があって良いのです。
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温泉は内風呂と露天風呂の2種類で、場所が分かれています。
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部屋は味のある古さですが、空調が効いていたので寒くはなかったです。
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アンティークな調度品がグッド
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夕食のお献立
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