消費者がマフィアまがいのブラジル電話会社と戦う方法

インターネットを利用するためにブラジルの大手電話会社「oi(オイ)」のサービスを契約しています。ブラジルにおいて、何かのサービスを契約した場合、何かしらのトラブルが起こらないことはまず無いと言って良いです。

余計なサービスを勝手に付加し、値段を上げるoi

oiのインターネットを利用するためには、固定電話に加入しなければなりません。ブラジルに来て間もない頃は、固定電話を電話回線につなげていたのですが、なぜか一日に一回程度の頻度で、間違い電話がかかってきます。それも、電話の相手はお世辞にも教育のある人と言えず、電話に出ると、「お前は誰だ?」「うちは、唐木ですが?どちら様で?」「カラキ?誰だそれは?」という余計な体力を消耗するやり取りが繰り広げられるのです。いつも、「お前こそ、誰なんだ!」と言ってやりたくなりますが、そのうちに電話の相手は何も言わずに電話を切ります。

というわけで、もう久しく我が家の固定電話は電話回線に接続されていません。今は携帯電話がありますからね。でも、インターネットを利用し続けるためには、固定電話も契約していなければならないのです。

毎月送られてくる利用明細を見ると、よく分からない項目がいくつかありました。例えば、BLOQ.CHAMADAS AUTOMAT.COBRAR(電話オートブロック?)というサービスが12レアル(約400円)。こんなサービス、申し込んだ覚えがありません。

また、金額は小さいですが、SOS FONE(電話SOSサービス)というのが3レアル(100円)で請求されています。

インターネット料金は5MBで69レアルなんですが、oiのウェブサイトを見ると10MBで64レアルと書いてあります。もしかしたら、長く契約しているので、インフレ調整されて新規顧客よりも高い料金を支払っているのかもしれません。色々と過請求されているようなので、oiにクレームを言うことにしました。

しかし、oiのカスタマーサービスに電話しても、屁理屈をこねられたり、部署をたらい回しにされたりで、ストレスが溜まるばかりで一向に問題は解決しません。

消費者の味方、ANATEL

こんな時、消費者が泣き寝入りをしなければならないかというと、そんなことはありません。ブラジルには消費者の味方、ANATELが居ます。ANATELは国の機関で、通信関連の消費者の権利を保護する機関です。このサイトに利用者登録をして、問題を書き込んでおくと、ANATELからoi等の通信会社にクレームの連絡が入ります。

このANATELの威力は絶大で、消費者がoiに電話した時にはのれんに腕押しだったのが、ANATEL経由でクレームを出すと、通信会社が別人のように問題解決に積極的になるのです。おそらく、問題に対処しない場合には通信会社に重い罰金が科せられるのだと考えられます。

ANATELでクレームを登録すると、1~5営業日中に通信会社から連絡が入って、真摯な対応をしてくれます。最初から、そうしてくれればありがたいのですが、消費者第一ではないというのは、ブラジルという国の国技であるため仕方がありません。

我が家の場合は、ANATELでクレームを出したことにより削減されたコストは、固定電話の料金が54レアル(1600円)、インターネットの料金が、20レアル(600円)、その他不要なサービスが10レアル(300円)で、合計84レアル(2500円)の節約になりました。

ブラジル在住の方で、なんだか最近、電話料金・インターネット料金が値上がりした気がするという方は、是非ANATELの利用を検討してみてください。ついでに書くと、うちはNHKを視るために、ケーブルテレビの「SKY(スカイ)」のサービスを契約しているのですが、ケーブルテレビの契約でもANATEL経由でクレームができるようです。

請求書が遅れて届き罰金や利息まで徴収される国
ブラジルでインターネットは、通信会社「oi(オイ)」のVELOXというサービスを申し込んでいます。光回線は夢のような話で、回線速度は5MBです(ネットフリックスで映画が何とか観られる程度の速さ)。一ヶ月の通信料は6,000円くらい。この、oiのVEL...