航空事故で死亡する確率は6百万回に1回

最近は、航空機の墜落事故をニュースで目にします。

マレーシア航空の失踪、ジャーマン・ウィングスの墜落、
ブラジルでは、エドワルド・カンポス大統領候補が
大統領選直前に墜落死した事件が大きな衝撃をもって伝えられました。

ぼくも、クリチバ‐サンパウロ間のGOL航空で
乗っていた飛行機が気流の影響で何度も大きく揺れて
怖い目にあったことがあります。

ブラジルでは離陸前に、カトリック信者が
十字を切るのをよく見かけます。

ところで、ブラジルの経済新聞、Valor Economico誌の記事によると
旅客航空機による死亡事故は6百万回に1回しか起きていないということです。
http://www.valor.com.br/financas/4098616/avioes-investimentos-e-ilusao-de-controle

以下、要約です。

車両事故と航空事故を比較すると、
車両事故で死ぬ確率の方が70倍も大きいという調査結果があります。

にも関わらず、飛行機に乗るときと同じように
車に乗る前に祈らないのはなぜでしょう。

そこには、心理的な理由が背景にあるようです。
それは「コントロールできるという錯覚」というものです。

すなわち、飛行機と違って、車はハンドルを握ることができるので、
ドライバーは「コントロールできるという錯覚」を持ってしまうのです。

車のドライバーが、航空機のパイロットと同じような
真剣さをもって運転に望まないのは何故かという質問をしたら
次のような回答が返ってきそうです。

「何か起こったら、よけられる。」
「何か起きても、ブレーキを踏めば大丈夫。」
「わたしのように慎重に運転するドライバーはあまりいない。」

これらの”思い込み”は単なる錯覚であることをデータは示しています。

以前、ブラジル人の友人のフェイスブックを見ていたら
次のような写真をシェアしていました。
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「ヘイ、アミーゴ。それって運転が上手いというよりマナー違反っていうんだぜ。」

ブラジルってこれをやる人が本当に多いんですが、
勘弁してほしいです。

ブラジルでは、彼らのような人をマウ・エドゥカード(Mal educado)
すなわち、育ちの悪い人という風に呼びます。

彼らは車間距離を極端に短く取り、無理な追い越し、割り込みを
平気でやるので、あぶなくて仕方がないです。

割り込みさせてなるものかと、こちらも対抗意識を燃やすと
余計に危ないので、イチイチ腹を立てないようにするのが
安全運転のポイントです。